繊細で真面目な人のメンタルケア講座 ~やる気が出ないのはうつの手前?~
やる気が出ない! もしかして「うつ」?
- 勉強をしなきゃいけないけど、やる気が出ない。
- 出社しても、「仕事モード」にならない。
- 家事をやろうとするけど、動きたくない。
やる気が出ない!
動きたくない!
誰でも経験したことがあるこんな気持ち。
でもそれ、もしかしたら「うつ」かもしれません。
うつかも!? やる気が出ない時に試すこと
試してみたいこと①寝る!
何をやってもやる気が出ない。
紙に書き出す、そんな小さなことすらできない。
それはもしかしたら、「うつ」の初期症状かもしれません。
そんなときぜひ試してみていただきたいのが、「寝る」という方法!
どんな人でも、働き続けていること、起きていることは心身に疲労をためます。
10時間は寝すぎで、逆に脳が活性化しません。
むしろぼけっとした状態が続きます。
しかし1日6~7時間の睡眠は確保しましょう。
睡眠は、脳と心、体の疲れをとってくれる唯一の方法です。
「やる気が・・・」と思ったら、まず、適切な睡眠がとれているかチェック。
試してみたいこと②動く!
人の脳は、何か「行動する」ということをしないと、どうにも活性化してくれません。
紙に書く、タイピングをする、歩く、音楽に体を揺らす・・・
なんでもいいので5分以上同じ動作を継続しましょう。
・1日中座りっぱなし、ほとんど歩かない。
・歩くのも走るのも、筋トレも嫌!
そんな人がほとんどです。
しかし「うつ」になるのはやはり運動をしていない人。
一週間あたり150分、1日あたり15分以上の運動は継続しましょう。
血流がよくなることも、脳に栄養を行き渡らせ、活性化させるために必要。
座りっぱなし、運動はしない、
そんな生活では脳に栄養がいかないどころか、
筋肉も衰え血流のポンプまで弱まり、どんどん脳も劣化します。
やっぱり運動は必要なのです。
試してみたいこと③書く!
眠れない、動けない。
これらが重なっているときは、ストレスの影響が大きい、という原因が考えられます。
友達付き合い、仕事や勉強、ストレスが重なっていますよね。
やはりここでも「書き出す」作業が大事。
ストレスだ、と気づいていないから、ストレスの素を取り除くことができません。
書き出して気づかないと、解決ができないのです。
つまりストレスを明確に自覚していないから眠れないし、やる気も出ないんです。
ペンと紙を取り出して、とにかく思うままに書き出してみましょう。
正解はありません、誰に見せるものでもありません。
「これだ!」と思う原因にたどり着くには、箇条書きでもとにかく書き出してみることです。
また、ストレスは誰かが解消してくれるもの、誰かが取り払ってくれるものではありません。
自分で除去するしかないということです。
でもその方法は簡単。
書き出して分析したストレスの素を取り除くために、目の前にある課題だけクリアしてみる。
ただそれだけです。
でも「書いた!」 「解決してないけど見えた!」 「ちょっと動けた!」 は、脳のエネルギーになるのです。