コミュニケーション「気になるニュース」/認知行動療法講座「自分のコラムを作成する」
コミュニケーションプログラム
火曜日のコミュニケーションプログラムでは、主として「雑談」にフォーカスした練習を行います。
働いていく中で必要なコミュニケーション能力は、必ずしも業務上の会話だけというわけではありません。
雑談によってお互いのことを知っていき、関係を築いていくことで、働きやすい環境を整えていくことができるのです。
今回のテーマは「気になるニュース」についてです。
本日のコミュニケーション講座では最近の気になっているニュースについて発表して頂きました。
色々なニュースについて興味を持っていただけると雑談しやすいですよね!
- 東京そらまちにあるスムージーバナナが気になる
- レッドカードが出すぎて心配
- 新しいスマートフォンが気になる
- 欧州のロケット中断されどうなってしまうのか
いずれも今後も気になる内容でしたね!
引き続きスムーズな雑談をするためにも、質問の仕方に工夫や日ごろから話題の収集も心掛けていきましょう!
認知行動療法講座
前回は、実際に適応的思考を作る練習を行いました。
今回は、自分自身の7つのコラムを作成していきます。
自分のコラムを作成する
ここまでの解説や、サンプルでの練習を元に、自分自身のコラムを作成してみます。
ネガティブな気持ちや感情が浮かんでしまった場面について、適応的思考を作ってみましょう。
まずは第1のコラムに、その場面について、可能な限り詳細に書き出します。
5W1Hを埋めることを意識することで、過不足なく書き出すことができます。
続いて、第2のコラムには、その時に浮かんでいた気持ちを、その強さを100段階で示して書き出していきましょう。
ここまでできたら、第2のコラムに挙げた気持ちが浮かんだ理由を考えることで、第3のコラムの自動思考を見つけることができます。
自動思考が見つかったら、次のコラムに進む前に、その中に含まれる認知の歪みをチェックします。
その後、第4、第5のコラムに、自動思考を裏付ける事実と、矛盾する事実をそれぞれ書き出していきます。
第4のコラムに記入する際は、自分の推測や予想が含まれないように気を付けてください。
第5のコラムは、事前に見つけた認知の歪みを利用することで、見つけやすくなります。
ここまでできたら、第4、第5のコラムの内容を合わせることで、適応的思考を作ることができるでしょう。
第7のコラムで、元の自動思考と適応的思考、それぞれの考え方によって、ネガティブな気分に変化が起きたことが確認できたら、コラム法は完成です。