コミュニケーションプログラム
火曜日のコミュニケーションプログラムでは、主として「雑談」にフォーカスした練習を行います。
働いていく中で必要なコミュニケーション能力は、必ずしも業務上の会話だけというわけではありません。
雑談によってお互いのことを知っていき、関係を築いていくことで、働きやすい環境を整えていくことができるのです。
今回のテーマは「気になるニュース」についてです。
本日のコミュニケーション講座では最近の気になっているニュースについて発表して頂きました。
色々なニュースについて興味を持っていただけると雑談しやすいですよね!
- 代官山のシナモンロール
- 東京メトロの値上げ
- 余命10年で何ができるのか
- 感染者数の増加
いずれも今後も気になる内容でしたね!
引き続きスムーズな雑談をするためにも、質問の仕方に工夫や日ごろから話題の収集も心掛けていきましょう!
認知行動療法講座
前回は、考え方の根本になっている「スキーマ」についての話をしました。
今回は、自分のスキーマを見つけるため、いくつかのスキーマを紹介していきます。
自分のスキーマを見つける
前回、下向き矢印法を使ったスキーマの探し方を紹介しました。
しかし、ピンとくるスキーマが見つけられないこともあるかと思うので、他の方法として"JIBT-R質問用紙"を利用したスキーマの見つけ方について紹介します。
JIBT-R質問用紙は、問題となりやすい非適応的スキーマが19種類挙げられているものです。
これらのスキーマが、自分にどれくらいあてはまるか、5段階で評価してみてください。
1.いつも目覚ましい行いをしなくてはならない。
2.私はすべての点で有能でなければならない。
3.私は常に業績を上げなければならない。
4.いつも申し分ない行為をしなくてはならない。
5.私はいつも頭が良く働かなければならない。
6.物事は完全無欠に成し遂げねばならない。
7.私は欠点のない人間でなければならない。
8.自分の評判が落ちることなどあってはならない。
9.知らないことがあるなんて我慢できない。
10.たくさんの仕事を引き受けても立派にこなさなければならない。
11.いつも自分を引っ張っていってくれる人が必要だ。
12.相談できる人が常にいないと困る。
13.頼れる友人がいなければやっていけない。
14.自分より有能な人に頼らなければうまくいかない。
15.常に指示してくれる人がいなければならない。
16.大きな組織の中にいると安心していられる。
17.偉大な人に頼ってその恩恵を被らなければ損だ。
18.自分で考えるよりまず人に相談すべきだ。
19.戦争が起こったら私の人生はおしまいだ。
5段階で4,5がついたスキーマについては、あなたが持つ不適応的スキーマであると考えられます。
いずれについても、メリットとデメリットの双方を持っているため、今後のプログラムで、変え方について考えていきます。