就活SST「リードで前提情報を共有する」
新聞読解「じゃんけん、元は酒席の遊び?」
以下記事の要約です。
差し出した手の形で勝負が決まる。そう、じゃんけんだ。
勝負事やスポーツの先攻後攻を決める際など様々な日常に溶け込む遊びはいつ生まれ、どう定着したのか。
調べると酒席で楽しまれた「大人の遊び」が原点に浮かびあがる。
このテーマについての利用者さんの意見
- 100種類以上もあるなんて驚いた
- りゃんけんと元々呼ばれていたのは知らなかった
- 大人になるとあまり機会が無い
- メンコを介して普及したのは面白い
今後は単純だからこそ愛されるじゃんけんを尊敬の気持ちで臨みたいですね!
就活SST
前回は、誤解がなぜ起きるのかを考え、それを避けるための話し方として”逆ピラミッド”を紹介しました。
今回は、結論から話しても伝わりづらい「前提情報が共有されていない場面」の話し方についてです。
リードで前提情報を共有する
前回紹介した逆ピラミッドの話法は誤解を防ぐために有効なのですが、この話法を活かすにはある条件があります。
それは、話し手と聞き手で前提となる情報を共有していること。
例えば、仕事で携わっているプロジェクトについて話す際、そのプロジェクトについて知っている上司と話すなら、いきなり結論から話して問題ないでしょう。
しかし、外部の人間に伝える場面であれば、いきなり結論を伝えても、どのような流れで何をしているのかが何もわからず、混乱させてしまいます。
このように、前提情報を共有していない際に有効なのが、「リード」と呼ばれるものです。
リードとは、「文書の書き出し」という意味で、普段目にしやすいものでいうと、新聞記事などでよく使われています。
リードに、今から話す内容についての情報を簡潔にまとめておき、詳しく話す前に伝えることで、話を理解しやすくなり、誤解を防ぐ効果も高まります。
リードを作るコツは、相手が想像力を発揮させる余地をなくすこと。
具体的には、5W1H(いつ・どこで・誰が・なぜ・どのようにして・何を)をすべて盛り込んでおくことです。