コミュニケーション「気になるニュース」/認知行動療法講座「早期不適応的スキーマ」
コミュニケーション「気になるニュース」
火曜日のコミュニケーションプログラムでは、主として「雑談」にフォーカスした練習を行っています。
働いていく中で必要なコミュニケーション能力は、必ずしも業務上の会話だけというわけではありません。
雑談によってお互いのことを知っていき、関係を築いていくことで、働きやすい環境を整えていくことができるのです。
今回のテーマは「気になっているニュース」です。
最近の気になっているニュースについて発表して頂きました。
色々なニュースについて興味を持っていただけると雑談しやすいですよね!
- JALのパイロットの飲酒について
- イチロー殿堂入り
- 熊本城の自動運転バス
- バレンタインチョコ価格高騰
- 例年より早い花粉
いずれも今後も気になる内容でしたね!
引き続きスムーズな雑談をするために、質問の仕方に工夫や日ごろから話題の収集も心掛けていきましょう!
認知行動療法講座
前回は、自分の考えの前提であり、自動思考の元となる”スキーマ”についてのお話をしました。
今回は、小さい頃に作られる自分を苦しめるスキーマである”早期不適応的スキーマ”について紹介します。
早期不適応的スキーマ
改めて、スキーマについておさらいします。
スキーマとは、経験から作られた、”当たり前”となっている思い込みのことです。
例えば、「外に出る前に着替える」「一日三食食べる」なども、スキーマの1つと言えます。
このスキーマのうち、自分に対してマイナスの影響を与えてしまうものを”不適応的スキーマ”と呼びます。
スキーマは経験から作られると言いましたが、では、最も多くのスキーマを作るのは、一体どれくらいの時期でしょうか。
実のところ、スキーマの多くは子どもの頃に作られると言われています。
そして、子どもの頃に作られるスキーマは、周囲の大人、つまりは両親との関りから作られるものです。
幼少期に作られる不適応的スキーマのことを、”早期不適応的スキーマ”と呼びます。
幼い頃の環境と、作られやすいスキーマの関係性を知ることで、自分の持っているスキーマを探しやすくなります。