ワークショップ「身に着けるならどんな能力?」/自己分析「中学生の頃の自分史」
ワークショップ「身に着けるならどんな能力?」
ワークショップは、意見に対して質問をすることにクローズアップした訓練になっています。
発表者の発表に対して他の利用者さんが質問をし、それに回答していくことで、意見を作るときに欠けていた視点を見つけたり、改善点を見つけていくことができます。
また、質問を考えながら他の人の発表を聴くこと自体も、話を聞くことや疑問点を確認することの練習になりますよ。
今回のテーマは「身に着けるならどんな能力?」です。
もしもあなたがいきなり能力に目覚めるとしたら、どんな能力が良いですか?
能力は、漫画に登場するような、現実に存在しないようなものでも構いません。
その能力で、どんなことをしてみたいでしょうか。
利用者のみなさんに発表してもらいました!
このテーマについての利用者さんの発表
- 悪い記憶を忘れる能力
- 過去に戻る能力
- 多くの文章を速く読んで理解する能力
- 絶対音感
欲しい能力から、自分の関心があるものや、やりたいことが見えてきますね!
自己分析講座
前回から、過去の一定の時期毎にあったことを分析していく”自分史”の作成を始めました。
今回は、その続きとして、中学生の頃の自分史を作成していきます。
中学生の頃の自分史
ここからは、以下の設問に答える形で自分史を作成していきます。
・当時打ち込んでいたことは何ですか?
・なぜそれに打ち込んでいたのですか?
・打ち込んだことの中でぶつかった壁はありますか? また、それをどのように乗り越えましたか?
・ほかに、苦しかった、辛かった、くやしかったことはありますか? それが今の自分に与えている影響はありませんでしょうか?
当時打ち込んでいたことからは、自分の得意なことや、やりやすいことが見えてきます。
長所を挙げる時、他の人よりも優れていることや、功績を上げたことがあるものを挙げる必要はありません。
長く続けていたことや、楽しんでやることができていたならば、それは十分、自分にとって長所足り得るポイントになるはずです。
反対に、苦しかったことの分析からは、今の自分を縛り付けてしまう考えや、スキーマが見えてきます。
これについては、苦手な状況を避けるというだけでなく、考え方を見直すことで、克服していくことも大切です。