コミュニケーション「気になるニュース」/認知行動療法講座「下向き矢印法でスキーマを探す」
コミュニケーション「気になるニュース」
火曜日のコミュニケーションプログラムでは、主として「雑談」にフォーカスした練習を行っています。
働いていく中で必要なコミュニケーション能力は、必ずしも業務上の会話だけというわけではありません。
雑談によってお互いのことを知っていき、関係を築いていくことで、働きやすい環境を整えていくことができるのです。
今回のテーマは「気になっているニュース」です。
最近の気になっているニュースについて発表して頂きました。
色々なニュースについて興味を持っていただけると雑談しやすいですよね!
- 今年は節分が1日早い
- 別府大分毎日マラソン大会で若林さんの引退レース
- トランプ関税について
- 千代田区長選について
いずれも今後も気になる内容でしたね!
引き続きスムーズな雑談をするために、質問の仕方に工夫や日ごろから話題の収集も心掛けていきましょう!
認知行動療法講座
前回は、小さい頃に作られる自分を苦しめるスキーマである”早期不適応的スキーマ”について紹介しました。
今回は、自分自身のスキーマを探す方法として、”下向き矢印法”をご紹介します。
下向き矢印法でスキーマを探す
自分のスキーマに気づくためには、下向き矢印法が役に立ちます。
まずは、コラム法と同じように、気持ちが動揺したり辛くなったりした状況を挙げて、その時の自動思考を書き出します。
次に、その自動思考に対して下向きに矢印を引くと同時に自分に対して「それは何を意味するのか?」と質問を繰り返していきます。
この方法でスキーマを見つけられるのは、自動思考がスキーマを元に生まれているからです。
状況を判断するための材料となる”当たり前だと考えている思い込み”こそがスキーマであるため、「なぜも何も、そういうものだからだ」と感じる理由に行き当たるまで、自動思考を深掘りしてみましょう。
なお、複数の自動思考から探していくことで、特に影響の強いスキーマが見つかりやすくなります。