831の日!

今日、8月31日は「野菜の日」です!

 

リス太くんMEMOによると・・・

「831(やさい)」の日。1983 年に全国青果物商業協同組合連合会など
9団体が、栄養豊かな野菜の大切さを再認識してもらうため制定したよ。
各地で野菜の日にちなんだイベントが行われているんだ。
ちなみに、8月の旬な野菜に「モロヘイヤ」があり、栄養価は特に高く
「菜の王様」の異名をもつんだって。日本には1980 年頃に輸入されたが、
エジプトでは5000 年以上前から常食されてきたんだそう。

 

 

リス太:伝統野菜については、どのくらい知られている?

K君:伝統野菜って?

リス太:京都の京野菜や金沢の加賀野菜・東京の江戸野菜のことだよ。

地域独特に野菜が育まれ、食べられてきた歴史があるんだよ。

 

 

練馬大根

現在の練馬地区に徳川五代将軍の綱吉が栽培を命じたことから

練馬は大根の代名詞として知られるようになりました。

小松菜

江戸の始めころ葛西付近に味の良い青菜があり、

小松川の椀屋久兵衛が改良して関東一帯に広め葛西菜という

鷹狩りの際に八代将軍の吉宗が、食べて「小松菜」と命名しました。

それ以来、江戸のお雑煮には欠かせない青菜になったのです。

のらぼう菜

あきるの市五日市付近の特産で野良坊菜とも書く菜の花の一種。

江戸時代に関東郡代の伊奈備前守が周辺の村々に種を配付したのが栽培の始まり。

その後の天明・天保の大飢饉のときに「のらぼう菜」で命をつないだという史実は有名です。

 

谷中生姜

江戸時代、西日暮里から谷中にかけて水に恵まれていたうえに排水も良く、

谷中台地が風除けとなって、おいしい生姜ができました。

収穫がお盆の時期だったので、谷中の寺社や、商人、職人などの贈答品としても重宝され、

ブランド化されていったようです。

寺島茄子

東京都墨田区東向島のエリアは、江戸時代には寺島村と呼ばれた農村地帯。

墨田川上流からの肥沃な土に恵まれ、小型ながらも果肉の締まったおいしい茄子の生産地でした。

 

滝野川ごぼう

江戸の元禄年間から、滝野川村(東京都北区)の地で改良、採取されてきました。

参勤交代の武士たちが種を買い求め、全国のごぼうの9割以上がこの品種をもとに栽培されています。

K君:なんと!きんぴらごぼうは、江戸時代には食べられているの!

リス太:江戸の浄瑠璃から名付けられ江戸っ子たちに人気だったんだって。

その土地の人や風土、食文化を支えてきた野菜にも歴史的なストーリーあるんだね。

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