「どうしてそんなに怒ってるの?」 実はカンタン! 怒っている人との話し方

「ミスしちゃった・・・」
「すごい怒らせてしまった・・・」
こんなときどうする?
「怒らせちゃった!」って思うと、仕事が手につかなかったりする。。。
怒らせにくい話し方や、怒っている人との会話のコツって、あるのかな?

 

 

怒ってる人にこそ歩み寄るべき!? 怒っている人の心理

そもそも、どうして怒られてしまうんだと思う?
僕に悪いとこがあるからとか、僕のことが気に食わないからだと思うんだけど。。。
そう!
つまり相手は不満を持っていて、機嫌が悪いんだよね。
だから「怒り」という感情をぶつけているんだよ。
やっぱりそうだよね。。。
とはいっても、怒ってる本人の不満とか機嫌って、こっちじゃどうしようもないんじゃない?
謝るしかない、というか・・・
そんなにことないよ!
怒りを和らげてあげるコツは、何よりもまず、相手の話をよく聞いてあげること
え!? そんなことでいいの!?
話しているうちに怒りの熱も冷めてくる、なんていうのは実は多いんだ。
ただし、怒られている途中でいろいろ質問してしまうと、反論しているみたいになって逆効果だよ。
ほ、ほんと!? ちょっと自信ないけど、今度試してみようかな。。。
ぜひやってみて!
「怒らせた=嫌われた」って勘違いしがちだけど、実は不満があるという合図なんだ。
不満を解消してくれる人と、放置しちゃう人・・・どちらが信頼されるかな?
怒っている人には近寄りにくいと思っちゃうけど、実は反対で、歩み寄ったほうが良いってことなんだね。
そういうこと!
今回からは、「怒りを解決できる人」「怒られない人」になるためのワンポイントをお話ししていくよ!

 

解説! 怒っている人の心理

あなたが誰かにイラっとした経験を思い出してみて下さい。その相手が「嫌いだから」「イライラさせられて嫌いになった」ということよりも、「相手の行動がイヤ」なのではないでしょうか?

また、この記事を読んでいるあなたは、「イライラを他人にぶつけてはいけない」とわかっているはず。しかし、イラっとしたときに相手に気づいてもらえないと、なおさらイライラしてしまう・・・そんな経験はありませんか?

そして、イライラしている相手から反論されると、今度はイライラではなく怒り、さらには今度こそ「嫌い」や嫌いとまでいかずとも「苦手」になってしまいそうですよね。

イライラしているとき、相手にされるとさらにイライラするのは、「無視」「改善をしない態度」「反論」です。この3つを、自分がしないように心がければよいのです。

怒らせてしまったと感じたら、まずは歩み寄ること。気が重たいですが、向き合ってあげることで相手の怒りはやわらぐのです。

怒っている人に歩み寄るステップその1 リアクションは必須

話を聞く、といっても、無言だと「ちゃんと聞いてるのか」って思われちゃうよね?
そうだよね。相槌とか?
そうそう!
そしてほかにも、相手の怒りをやわらげるための、簡単なコツがあるよ!
教えて教えて!!

 

解説! どんなリアクションがいいの?

上司から怒られたときをイメージしましょう。言葉はかけにくく、反論しようものならさらなる怒りが・・・。しかし無言では「聞いてるのか!?」と思ってしまいます。

せめて「はい」だけでも、ちゃんと相槌をうつようにしましょう。

起こっている人に歩み寄るステップその2 怒られ始めが肝心! 復唱

怒られ始めたら、相手の言葉を繰り返すといいよ。
えぇっ!? そんなことしたら「ばかにしてんのか!」って言われちゃいそう・・・
ここがポイント! ちょっと言葉を変えて繰り返していくよ。
相手が「理解してるくれているな」と感じれば、怒りをやわらげてあげることができるんだ!

練習してみよう!

(もう少しで締め切りの時間なのに!)
「頼んだ仕事、まだ終わらないの!?」
(うう、リス太くん怒っているなぁ・・・「まだ終わらない」を言い換えて・・・)
「時間がかかってしまって、ごめん」
(お、言いたいことをわかってくれたのかな?)
「もっといいやりかたを考えてみてよ」
(お、ちょっと優しい!?)
「じゃぁ、他の方法を考えてみるね。」

 

解説! なんで復唱?

相手の話を聞くことで怒りの原因を見つけたら、それを言い換えてみましょう!
これはずばり、同じことを言われるとYESと返すしかなくなるからです。そしてこのYES、肯定する言葉というのは、気持ちをプラスにしてくれるものなのです。

遅い → 時間がかかってすみません
しっかりして → 準備不足でした
気をつけて → 注意不足でした

などなど・・・相手の言いたいことを察する・適宜言い換えるのは難しいですね。しかし、このテクニック、相手の怒りを聞けば聞くほど使えるようになるのです。

まとめ「YES」がキホン! 謝罪だけではなく「理解していますよ」を伝える

どうだったかな?
相手の言いたいことを察するのって難しいね。
でも、復唱するとなんだか怒りが軽くなっていった気がする!
復唱されることで、怒っている本人は「そうだ」と言うしかなくなるよね。
このような肯定の言葉は、怒りをやわらげることに直結するよ!
なるほど!
相手が「YES」で返せるように、相手の言葉を復唱する、ってことなんだね。
怒らせちゃったときって、単に謝罪をする以外にもできることがあるって学んだよ。
そういうこと! まず「話を聞く」「相槌」「復唱」この3つを意識してみよう!
怒っている人は「向き合ってくれている」と感じて、印象がぐっとよくなるよ!

 

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