伝え方14 ~適切な報告のために考えること、たった1つ~

方法、ちゃんと適切に選べてる!?

リス太君、商品説明ができたよ!
どれどれ・・・ん、これじゃぁ、あまりにも業務的すぎて、お客様への提案資料にならないよ・・・
あ、そう・・・
アンケートの集計結果もまとめといたよ。
ありがとう!・・・これも、集計しただけで、なんだかわかりにくいな・・・グラフとかでわかりやすくなれば・・・
作成した資料、全部ダメってこと!?
何のために資料を作るのか、伝わってなかったかな・・・
  • 電球の交換って、報告書要る?
  • お客様への提案資料、カラーの方がいいよね?
  • 文章だけの書類ってダメなの?
メモ、電話、メール、報告書・・・やり方はたくさんあるけど、それぞれの報告の目的によって、手段も変えるべき。
目的をはきちがえてた、ってことかなぁ?

どうやったら適切に選べるの?

私たちはなぜ、「報告」という伝え方をするのでしょうか。

たとえば、お客様用のイスが破損していて、座った際にグラグラしてしまう、ということを発見した場合。

問題意識がある人は、「お客様用のイスが破損しているため、対策や新調が必要なのでは」と上司に報告するでしょう。

一方、問題意識がない人は、お客様用のイスがグラグラしていてもおかまいなしでしょう。

このように、破損しているという事実に気づき、何のために、どうするべきなのか、と考えることができるのが問題意識です。

何のために報告するのか、によって、手段が変わってくるわけです。

考えてみよう!

電球が切れた!

社内の電球が切れた!っていう場合だけど・・・
この場合、カラーの報告書、写真での説明などは不要だよね!

アンケートの集計

満足度などのアンケートの集計を頼まれた場合はどうする?
アンケート結果をわかりやすくするために、グラフとかにするかな?
いね!もし提案資料などであれば、そういった工夫は必要だよね。

トラブル対応

発送した商品に問題があって、クレームになっちゃった場合・・・
まずは上司に報告しなきゃ!
そうだね、急いで上司に報告。この場合は口頭が望ましいね。
お客様に謝罪して・・・
社内で規定があれば、原因、予防策をまとめた対応報告書を作成するよ。

お客様への提案資料

提案資料、商品やサービスをわかりやすく説明しなきゃ。
これは文章だけだとマズいよね。
イラスト、写真、グラフを使って、見栄えもよくてわかりやすい資料がいいよ。
お客さんも、どういう商品なのか、っていうのがわかりやすくなるもんね!

どうして伝えるのか=どうして気づいたのか

どうだったかな。
伝えたい相手のことも考えなきゃいけないんだよね。
そう。
一方通行ではいけないんだ。
アンテナをきちんとはって、何を伝えるべきなのか、そして伝える理由・目的をしっかり考えよう!

 

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