ワークショップ「リーダーに必要なものは」

ワークショップは、意見に対して質問をすることにクローズアップした訓練になっています。
発表者の発表に対して他の利用者さんが質問をし、それに回答していくことで、意見を作るときに欠けていた視点を見つけたり、改善点を見つけていくことができます。
また、質問を考えながら他の人の発表を聴くこと自体も、話を聞くことや疑問点を確認することの練習になりますよ。
今回のテーマは「リーダーに必要なものは」です。
複数人でなにかを成し遂げる時には、多くの場合リーダーが必要になります。
特に、働くにあたっては直属の上司やグループのまとめ役など、様々なリーダーとやり取りする機会があります。
では、リーダーに求められる資質とは、どのようなものなのでしょうか。
利用者のみなさんに考えてもらいました。
このテーマについての利用者さんの発表
- 昔と今ではイメージが大きく違う
- 話しかけやすい人、人徳のある人
- 役職が上がればそれだけ責任も大きくなるため、その覚悟がある人
- この人の言うことなら信じられる、と思わせるカリスマ
自分にとって付き合いやすいリーダーはどんな人かや、自分自身がリーダーをやるならどんなスキルが発揮できるかなどなど、分析していきたいですね!
自己分析講座

前回は、自分を客観視する方法とその必要性についてお話しました。
今回は、客観視で見えてきた自分の"良くない"部分を変えるためにはどうすれば良いか、考えてみます。
自分を変える
これまでのプログラムの中で、自分自身の嫌いな部分や、やりたいことをやるのを邪魔している、生きづらくしている考え方が、今に至るまでの様々な経験によって培われてきているということについて考えてきました。
今の自分ができた原因は、周囲の環境や、特定の誰かの行動にあったかもしれません。
しかし、例えそれを恨んだとしても、今の自分を変えることはできません。
また、今後、周囲の人たちが自分の望むように関わってくれるように願っても、思った通りにはなりません。
自分以外の人に期待したり、依存したりしても、思い通りの結果は得られないのです。
人から与えてもらうことを目的とするのではなく、自分で自分を大切にしてみてください。
それが、自分を生きづらくしている考えを変えることに繋がるはずです。
自分を変えていくために必要なのは、「許すこと」「認めること」「褒めること」です。
許すこと
自分で自分に対して許せないと思っていることはありませんか?
完璧な人間はいません。ダメだと思っているところも、足りないと思っているところも、まとめて自分を許してあげてください。
認めること
自分の意見や考え方、スキルを自分で認められていますか?
失敗したとしても、それはあなたの価値を否定するのと同義ではありません。他者に認められることを目指すのではなく、自分で自分を認めてあげてください。
褒めること
自分の努力や成果を、しっかりと受け止めていますか?
誰かに褒められるのはもちろん嬉しいことですが、他の人に褒められようと頑張っても、思った通りにはなりません。自分で自分のことを褒めてあげてください。