
そもそも干支(えと)ってなに?
普段の生活の中で、あまり気にすることのない「干支(えと)」。
そもそも「干支」ってなんなのでしょうか?
- 子(ね・鼠)
- 丑(うし・牛)
- 寅(とら・虎)す
- 卯(う・兎)
- 辰(たつ・竜)
- 巳(み・蛇)
- 午(うま・馬)
- 未(ひつじ・羊)
- 申(さる・猿)
- 酉(とり・鳥)/li>
- 戌(いぬ・犬)
- 亥(ゐ・猪)
ご存知、12通りの動物をその年になぞらえたもので、この十二支が「干支」の意味で用いられることがあります。
しかし、本来「干支」とは、「十干十二支(じっかんじゅうにし)」を略した呼び名で、「十干(じっかん)」と、十二支を組み合わせたものなのです。
十干(じっかん)
- 甲(こう/きのえ)
- 乙(おつ/きのと)
- 丙(へい/ひのえ)
- 丁(てい/ひのと)
- 戊(ぼ/つちのえ)
- 己(き/つちのと)
- 庚(こう/かのえ)
- 辛(しん/かのと)
- 壬(じん/みずのえ)
- 癸(き/みずのと)
の10通り。
2026年は、十二支でいうと「午年」、十干では「丙」となり干支は「丙午(ひのえ・うま)」となります。
丙午(ひのえ・うま)が持つ意味は?
「丙」は十干では第3位であり、陽の「火」を表し、太陽のような明るさや情熱、強い意志を象徴します。
「午」は十二支では馬を表し、これもまた陽の「火」に属し、行動力やスピード、エネルギーを意味します。
勢いがあり、勇敢で独立心が強いのが特徴です。
この2つの組み合わせである丙午には、「情熱と行動力で突き進む」「燃え盛るようなエネルギーで道を切り開く」といった縁起のよさが表されます。
2026年はどんな年になる?
2026年を和暦で言うと、平成ならば38年、昭和ならば101年、大正ならば115年、明治ならば159年に当たります。
2026年の恵方は南南東で、恵方詣りや節分行事では、特に縁起の良い方角とされます。
破魔矢やお札を飾る際は、恵方に矢先を向け、対面となる位置に安置するとよいです。
また、干支では「丙午」の年に当たり、強い火の気を帯びた年とされることから、情熱や変化がテーマになる1年ともいえるでしょう。
過去、午年にはこんなことがあった
最近では2014年、2002年、1990年が午年にあたります。起こった出来事を抜粋すると次の通りです。
2014年:2014年、甲午(きのえ・うま)の年、消費税が5%から8%へ引き上げられ、経済と社会に大きなインパクトを与えました。馬のような勢いで進む改革と、その課題が表面化した年といえます。
2002年:2002年、壬午(みずのえ・うま)の年、日韓ワールドカップが開催され、サッカー日本代表が初のベスト16進出。スポーツを通じて人々の心が一つになり、国全体に情熱と興奮が広がった年でした。
1990年:1990年、庚午(かのえ・うま)の年、バブル経済の絶頂期。株価・地価が異常な高騰を続け、まさに「走り抜ける」ような勢いの時代でした。しかしその後の転換点も迫っていました。
馬が駆け抜けるように、午年は変化と躍動、急速な進展が起こりやすいといえるかもしれません。
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