就労準備性ピラミッド

このページでは、リスタートに通所し始めた方が就職に辿り着くまでの流れを紹介します。

しかしその前に、就労準備性ピラミッドと呼ばれる図について説明したいと思います。

※クリックで拡大できます。

就職するために必要なのは、パソコンのスキルや資格だけではありません。

体調の管理や生活のリズムなど、土台がしっかりできていなければ、思うように働くのは難しいでしょう。

また、もしも就職が決まったとしても、感情がコントロールできなかったり、周囲とうまく関係性を築けなければ、再び調子を崩して働けなくなってしまうこともあります。

就労準備性ピラミッドは、障害を持つ人が仕事に就くために必要な準備を図式化したものです。

ピラミッドの形になっているように、土台となる部分をしっかりと固め、その上で様々なスキルを身に着けていくことで、長く働き続けることができるようになるのです。

就職のために改善したり、身に着けたりする必要があるポイントは、人によって違います。

リスタートでは、スタッフと利用者さんとでしっかり相談し、ひとりひとりに合わせた計画を立てて支援しています。

就職の流れ

就職し、リスタートを卒業していった利用者さんが、どのような活動をしていたのか紹介していきます!

Aさん

診断名:双極性障害(Ⅱ型)

・事務職で2年間の就労経験あり。
・対人関係のストレスから体調を崩し退職。
・通所開始時は生活リズムが崩れ、夜型生活。
・障害をオープンにして再度事務で就職することを目標に通所開始。

Bさん

診断名:ASD,ADHD

・アルバイト含め、就職経験なし。
・自分にできる仕事がわからず悩んでいた。
・朝起きることはできるが、体力に自信がないため週3回からのスタート。