リス太のビジネスマナー講座 ~自分の仕事が終わったら帰ってもいいの?~

前回までの内容はコチラ!

前回の続きなんだけど、周囲が忙しそうにしていても、自分の仕事が終わったら帰っていいのかな?
そうだね。帰っちゃいけないなんていうことはないよ。だけど、余裕があるときにはちょっとした気遣いをすることが大事なんだ。
ちょっとした気遣い?

自分の仕事が終わって、周りがまだ仕事をしているときには

さて、それじゃあちょっと考えてみよう。仕事っていうのは、自分一人でこなしているものかな?
ううん。上司とか、先輩とか、もちろん同僚のみんなも。たくさんの人たちが関わって初めて回っていくもの、だよね。
そうだね。目には見えずとも、様々な協力や支援の上に一つのプロジェクトや業務が成し遂げられているのが仕事なんだ。
そう聞くと、やっぱり一人で先に帰るのは良くないんじゃないかって思えるけど・・・
そんな時は、他の人に協力する姿勢を見せるようにしよう!
協力する姿勢?なんだか難しそう。
大丈夫。自分の仕事が終わったら、周囲の人に、「何かお手伝いすることはありますか?」っていう風に声をかけるんだ。
それだけでいいの?
うん! 気遣いや協力はちゃんとみんなに伝わるし、それが信頼にも結び付くんだ。
そっか。他の人の仕事を進捗状況まで普段から把握するのは難しくても、声をかけることが気遣いになるんだね。
声掛けをして、大丈夫と言われれば気兼ねなく帰れるし、何か仕事を頼まれるようなら、それを手伝おう。
うーん、それじゃあ、結局のところ、周囲の人が許してくれないと先に帰ることはできないんだね。
そんなことはないよ! 余裕がないときや予定があるときなどは、自分の仕事が終わったら「お先に失礼します」と伝えて帰っちゃって大丈夫!
ただ、余裕があるときには周囲に声をかけて気を配るようにすれば、良好な関係が築けるし、円滑に仕事を進めることにも繋がるはずだよ。
職場の人間関係は、ちょっとしたきっかけによって作られていくんだね。

障害者手帳の更新で等級が変わった時は

さて、ここからは別の話。障害者手帳の更新についてだよ。
はーい!
障害者手帳の有効期間はいつまでか、K君は知っているかな?
申請受理日から2年間だよね。ええと、ちょうど2年後の月末まで!
その通り。手帳の更新は有効期限の3ヵ月前から行うことができて、更新が認定されたらまた2年後が新たな有効期限になるんだ。
障害者雇用枠で就職する時には必須になるから、ちゃんと更新しておかないとね。
さて、実は、手帳の有効期限内であっても、障害の状態の変化などで手帳に記載された障害等級以外の障害等級に該当したときは、障害等級の変更申請ができるんだ。
等級が変わった場合には、どうすればいいの?
障害者雇用枠で入社している場合には、等級変更の報告をする義務があるので、上司に確認しよう。
会社によっては、毎年障害者手帳のコピーの提出を義務付けていたりするところもあるよ
等級の変更があった時は、その理由もちゃんと説明しないといけないの?
基本的には、主治医に言われた通りで大丈夫だよ。
特別な説明がなかった場合には、そのまま、特別な説明はなかったが等級が変わったと伝えられればそれでOK!
なるほど! 安心したよ!

 

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