アダルトチルドレン　隠されがちな気持ちに気づく方法

直面を回避しようとするクセを克服しよう

アダルトチルドレン特有の、対人関係の問題や考え方の癖。
それらが生きにくさ・息苦しさの原因だということをお話ししてきたよね。

うん！
その息苦しさの克服には、自分がアダルトチルドレンだということを認める必要がある、ということだったね。

そう！
そして、自分の過去や考え方の癖を受け止める必要があるんだ。

でも、過去や癖を受け止めるのって、後悔とか嫌悪とかマイナスの感情になっちゃいがちなんだよね。

そうなんだ。
ここで目をそらしてしまう、本当の気持ちを観ないようにしてしまうことを直面化の回避と言うよ。
アダルトチルドレンの克服というのは、この直面化の回避を克服することなんだ。

いい子を演じたり、問題児を演じたり。
アダルトチルドレンは自分の本当の感情や欲求が隠されがちなんだ。

周囲の環境への適応を優先してしまって、抑圧されていた部分だよね。

そう。
この、隠されてしまって表に出てこなくなっている感情・欲求を、紙に書きだしてみよう。
以下のような点を考えてみて！

・生きづらい、生きにくい、と感じていること
・苦しく感じていること

・人に嫌われた経験
・悲しかった思い出
・悪意を感じた経験

・罪悪感
・傷ついた経験
・恐れていること

・辛い
・助けてほしい

・愛してほしい
・寂しい

どうだったかな。
普段は考えないようにしているけど、実は隠れている、という欲求があるかもしれないね。

うん、普段考えていることと、本当の気持ちがイコールじゃないこともありそう。

そう。
これがアダルトチルドレンの生きにくさの原因になっているよ。
本当の気持ちに目を向けるようにして、生きにくさを克服していこう。

2019年5月9日

2019年5月10日