リス太のコミュニケーション講座~わざとらしくならない!「褒め」のポイント~

リス太くん、今日のネクタイいつも違うね。
えっ、ありがとう!
今日は新調したものなんだよ~
そうなんだ!
ネクタイで印象って全然違うね!
そうだよね~。
ところでKくん、今の褒め方とっても良かったよ。
ええっ!
褒められた!嬉しい!ありがとう!
どこが良かったか、教えてくれない?
別の人にも褒め上手って言われたい!!

 

わざとらしくならない!「褒め」のポイント

褒めの基本は「事実」や「感謝」

まず良かったのは、始めから「ネクタイ素敵ですね!」って入らなかったところかな。
うん・・・?
素敵だと思ったのも事実だけど、何故「素敵ですね!」って始めから言わなかったのが良かったの?
人によって服装や髪型の変化に触れて欲しくない人もいるからね。
でも、Kくんの「いつもと違うね」なら、あくまでKくんが素直に感じた「事実」である「印象が違うね」を伝えているから、相手に媚びたり、わざとらしく褒めたりしている印象を与えないんだ。
なるほどね。
「本心だろうか?」って思えてしまうと、素直に受け止められないものね。
基本的に、褒める時は「事実」や「感謝」を伝えるのが良いとされているよ。
伝えた後の相手の反応を見た上で、「素敵ですね」などのプラスの言葉を伝えてもいいし、あまり深掘りしてほしくなさそうだったら、そこでやめておけば大丈夫だよ。

具体的に伝えよう

他にもポイントは?
もうひとつ大事なのは「具体的に伝える」ということだよ。
僕は「ネクタイ」にポイントを絞って伝えたものね。
得意気だなぁ。笑
でも、「なんか違うね」って言われるよりも「ネクタイが違うね」って言われた方が、「自分のことちゃんと見てくれているんだな」って思えるでしょう?
うん、そう思う!
やっぱり、自分のことをちゃんと見てくれているって嬉しいよね。
だからポイントを絞って相手に伝えることが大切なんだよ。

まとめ:躊躇わず、様子を窺いながら、素直に思った事実を伝えてみよう

最近意図せぬセクハラがあるってニュースがあって、相手のこと褒めない方が良いんじゃないかって思うこともあるよね。。
もちろんセクハラは絶対にダメ。
だけど、相手に対して良いと思ったポイントを伝えないで、関係を深めることができないのは少しもったいない側面もあるんだ。
あくまで素直に思った事実や、相手に対して感じた感謝の気持ち、それらを具体的にポイントを絞って伝えてみてね
僕みたいにね!
Kくんは褒められて伸びていくタイプだね…笑

 

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