認知行動療法講座「問題解決能力」/ 就活対策講座「会社とは?」

新聞読解「保育サービス 需要後押し」

以下、記事の要約です。

10月から幼児教育・保育の無償化が始まり、保育サービスの需要が高まるとの見方が強まっている。
国からの補助を受け、一部の家庭が教育や保育に多くの資金を振り向けるとみて、認可外で英語教育などに力を入れる保育施設やベビーシッター、幼児教室は商機と捉える。
私立幼稚園や認可外保育施設が便乗値上げをする恐れもあり、政府は注意を促している。

この記事に対する利用者さんの意見・感想

  • サービスの向上につながるのは良いことだと思った。
  • 無償化で少しでも子供が増えていけばいいなと思った。
  • 関わる人のスキルが足りているのかという不安がある。
  • 保育で働く人の労働環境を上げることも考える必要があるのでは。

幼児教育・保育の無償化は良い流れだと思いますが、幼児期に何を学ぶか・必要かを再度考えるきっかけになればいいですね!

認知行動療法講座

就労移行支援事業所リスタートでは、「ものの受け取り方(認知)」を変えることで「感情」やそれによる影響を抑える「認知行動療法」についての講座を毎週やっています。

今回からは、「行動」に目を向け、問題を解決する方法について考えていきます。

「認知」と「行動」

前回までの認知行動療法講座では、コラム法を使い、「認知」を変えることにより気持ちを落ち着ける方法について考えてきました。 

考え方を変えるだけでも気分は楽になりますが、根本的な問題を解決しなければいけない場合もあります。

そこで今回からは、問題を解決するため、「行動」することについて考えていきます。

問題解決を遅らせる考え

問題を解決するためには実際に行動を起こすことが必要となるのですが、認知が障害となって中々行動を起こせない場合があります。

そのため、前回まででやったコラム法が役に立つのですが、場合によっては「自動思考」「認知の歪み」「別の考え」のみに注目する方法もあります。

例えば、問題が起きたことに対して、「自分にはどうすることもできない」と考えていると、解決のための行動に踏み出すことができません。

そこで、この考えに、「先読みの誤り」が含まれていることに注目します。

つまり、起きている問題をこの先解決できないとする根拠は無いにも関わらず、無理であると決めつけてしまっているのです。

それがわかれば、「挑戦してみなければ解決するかどうかはわからない」というように別の考えを導き出し、行動に移すことができるようになります。

就活対策講座「会社とは?」

就活対策講座では、ビジネスや会社で必要な知識の習得を目指して、ポイントで講義形式にて、学んでいます!

今回のテーマは、「会社」についてです。皆さん、就労を目指していますが、就職する先は「会社」となります。

「会社」の理解を深めることは、就職をする上での前提となっていきます。

会社とは?

会社とは、事業を行うための組織のことを言います。

そして、一般的に会社の目的は、一般的に「事業を行い、利益を出していくこと」を目的としています。

利益を出さないと、給料を出すこともできないですし、事業を継続することが困難になってしまうからです。

また、会社では上位の人に敬意を払うということが求められます。
具体的には、
①上位の人の命令には従う
②敬語を使う
③報告・連絡・相談をする

どのような構成になっているか・どんな役職かを把握し、会社への理解を深めていきましょう。

会社の役職

会社に置かれている下記の一般的な役職について学習しました。

①会長
②社長(代表取締役)
③副社長
④専務
⑤常務
⑥支社長

一般的には、①~⑥までで、取締役会を形成しています。
※例外もあります。

⑦部長
⑧課長
⑨係長
⑩主任
⑪一般社員
 
当然皆さんが就職した時は、一般社員からのスタートとなります!

また、役職の名前や具体的な位置関係は会社によって変わってくる部分もあるので、社長や取締役会、部長・課長などの核から覚えていきましょう。

会社の主な部署

基本的な部署についても、確認をしていきました!

就労をするためには、まず自分がどのような業務をしたいかを考える必要があります。

・営業/販売 :自社の商品やサービスを販売する仕事
・経理/財務 :出入金など自社の会計業務(お金の管理)や資金調達、資産運用など
・総務/法務 :会社の管理運営、従業員のサポート、モノの管理や知的財産の管理、訴訟対応など
・人事    :採用・人事異動・社員教育など、人材に関わる業務
・企画/開発 :商品のターゲットや、どのような商品を作るかを考える仕事
・広報/宣伝 :企業や商品を社外にアピールする仕事
・生産/製造 :現場での商品の製造や設計。製品の品質管理や生産管理など
・技術/研究 :生産・製造ラインの設計や運用。製造技術に関わる研究

上記は簡単な説明なので、それぞれの具体的な業務についてどのようなスキルが必要かを調べることも大切です。

自己分析で自分を知るのと同様に、自分が入りたい会社ではどのような部門があるのかもHPなどで調べて把握していきましょう!