Excelお役立ちワザ講座 ショートカット編⑥  ~印刷や保存もショートカットで素早く操作~

就労移行支援事業所 リスタート では、毎週木曜日にPC講座をやっています。

PC講座では、主にExcelとWordを対象に、事務職で作成する書類を練習で作ったり、関数を紹介したりといった内容を扱っています。

Excelお役立ちワザ講座では、PC講座の中では紹介しきれない、便利で役立つExcelのワザを紹介していこうと思います。

今回も、知っているだけで効率が上がる便利なワザを紹介していきますよ!

ワザ①:シートを印刷する

Excelで作った資料を印刷する機会は多いと思います。

印刷画面に移行するのも、ショートカットですぐですよ!

では、このシートを印刷してみましょう。

「Ctrl」+「P」です!

印刷画面が表示されました!

あとは印刷設定をして印刷ボタンをクリックすれば印刷されます!

ワザ②:ブックを保存する

Excelでの作業が終わった時はもちろん、何かの拍子にブックが閉じてしまっても大丈夫なように、こまめに保存をしていくと便利です。

しかし、毎回「ファイル」→「上書き保存」と選ぶのは大変ですし、なかなか作業の手を止めて保存しようという気にもなりませんよね。

そこで・・・

「Ctrl」+「S」を押してみてください。

このショートカットでデータを上書き保存することができます。

キーボードから手を放してマウスを操作しなくてもいいのでお手軽ですし、こまめにこのショートカットを使うクセがついていれば、何かのきっかけでブックを閉じてしまっても安心して再開できますよ!

ちなみに、別名保存したいときには「F12」キーを押します。

ダイアログボックスが開きました。

ここからファイル名をつけてあげれば、別のファイルとして保存することができますよ。

ワザ③:保存したブックを開く

すでに保存してあるブックを開きたいときにもショートカットを利用することができます。

「Ctrl」+「O」を押してみてください。

“開く”画面が表示されました。

右側に最近保存されたファイルがあるので、表示されていればそこから選ぶだけでOKです。

ファイルが表示されていなければ、”参照”をクリックしてください。

ダイアログボックスが開くので、ここから開きたいファイルを探してください。

ワザ④:ブックを閉じる

ブックを閉じるためのショートカットは2つあります。

「Ctrl」+「F4」を押すと、開いているブックを閉じます。

複数のブックを開いているときには順番に閉じていくことができますが、Excelは終了させません。

「Alt」+「F4」も同じく、開いているブックを閉じるショートカットキーです。

複数のブックを開いているときの動きは「Ctrl」+「F4」と同じですが、1つだけブックが開いているときに使うことで、そのブックを閉じると同時にExcelを終了することができます。

状況よって使い分けてください!

今日のまとめ


「Ctrl」+「P」:”印刷”画面を表示する
「Ctrl」+「S」:上書き保存する
「F12」:”名前を付けて保存”ダイアログボックスを表示する
「Ctrl」+「O」:”開く”画面を表示する
「Ctrl」+「F4」:ブックを閉じる
「Alt」+「F4」ブックを閉じる。ブックが1つだけの場合、Excelを終了する。