後悔しない選択をするためのアドバイス
- 勉強を頑張って、進学する。
でも本当にそれで後悔しないだろうか。就職という選択肢は後回しにしていいのだろうか。 - 就活を頑張って内定をもらった。
本当にこの企業で、自分は安泰なのだろうか。他にもっといい企業があるんじゃないだろうか。 - 結婚したいと思う。
でも、本当にこの人でいいのか。後悔しないか。もっと理想の人が現れたりしないだろうか。
悩んだときのチェックポイント
その悩みは、行動を制限していませんか?
本当にこれで後悔しないかと考える。
だから、別の選択肢を選んだらどうなるんだろう、と考える。
考えてはみるけど、別の選択肢で正解かどうかを確かめる手段がない。
どうしたら確かめられるのか、どうしたら正解にたどり着けるか、考える。
どう行動したらいいのか、考える。
・・・そんな風に、「考えること」から抜け出せないでいるのではないでしょうか?
考えていても、行動してみないと答えは出ません。
でも、考えることがクセになっていて、「どうしたらいいんだろう」「何をしたらいいんだろう」と考え、行動できずにいませんか?
他の可能性を試すために動き出すことを、「どうしたらいいかと考えること」が縛っていませんか?
答えがわからないことが、不安になっていませんか?
自分の選択は正解だったのだろうか、間違えていたらどうしよう、と考える。
間違えていたら、取り返すためには何をしたらいいだろう、と不安になる。
不安なのは嫌だからどうにかして答えを知りたい。どうしたらいいんだろう。
悩みは「どうしたらいいんだろう」というもの。
しかし、その答えが出せないから、不安定・不安になっていきます。
「どうしたらいいんだろう」と言葉にしたり、考えたりするたびに、そんな不安が強くなります。
なぜなら、考えるたびに「答えが出ていない」ということを認識させられるからです。
自分の気持ちは、それが好きですか?
自分はこのままでいいのか、どうしたら幸せになれるのか。
どうしたら答えが出るのか。
その答えを出すためには、自分が「好きかどうか」を自分の心に問いましょう。
進学・就職して目指すものは、あなたの好きなものですか?
その相手のことを、あなたは好きですか?
その仕事は、あなたが好きなことですか?
肝心な時、あなた自身が好きかどうかが判断基準です。
好きではないほうを選んでも、本心が求める理想とのギャップに苦しみます。
逆に、好きなほうを選べば、不満や不安も、好きだから自力で解消しようと思えるし、実際に努力して解消することもできます。
どうしたらいいか悩んだら、自分の心に相談するという方法
悩んだとき、迷って困っているときの判断基準は「好きかどうか」というものかもしれません。
- 好きじゃないけど、選んだ方がいいのかもしれない
- 好きなほうを選んだら、反論されたり、後悔したりするかもしれない
よく人は、こういった選択をしてしまいます。
しかし、好きでないほうを選ぼうとしているから苦しむのです。
「好きかどうか」「快いかどうか」という感情を気にすれば、壁があったとしても、自分が選んだものだから努力をして乗り越えられるし、そのためのモチベーションもあります。
「他人はどうか」「世間はどうか」と他人を基準にしても、乗り越えるための努力はただ辛いだけのものになります。
このことにも気づきにくいもの。
自分の本心に素直にならなければ、「どうしたらいいか」という悩みの答えは出ないのです。