就活SST「誠意を伝える謝り方」

新聞読解「負担の公平性 理解得る必要」

以下、記事の要約です。

鉄道分野へのダイナミックプライシングの適用が注目されている。

5月28日に閣議決定された。「第二次交通政策基本計画」では、通勤時間帯などの混雑緩和を促進させる施策例として、変動運賃制に言及した。

ダイナミックプライシングとは、季節や時間帯などに応じて価格を変動させる枠組みの総称で、ホテルや航空分野などで採用されている。

この記事に対する利用者さんの意見・感想

  • 金額が高い時間しか移動できない時はつらい。
  • この機会に働き方が変わると嬉しい。
  • 安い時間帯を利用したい。
  • 初めて聞いた制度で楽しみ。

今後、ダイナミックプライシングの導入でより良い方向に進むと嬉しいですね!

就活SST

前回は、ほめるときのポイントについて考えました。

今回は、”謝る”ことについての講座です。

誠意を伝える謝り方

みなさんには、「謝ったのに許してもらえなかった」という経験や、逆に「謝罪されたが表面的なものであるように感じて許せなかった」といった経験はありませんでしょうか?

謝罪の言葉を口にしていても、釈明しているように聞こえてしまったり、誠意がないと感じられてしまったりすると、返って怒らせてしまうこともあります。

いざ、謝罪しなければいけない場面で相手をより怒らせてしまうことがないよう、適切な謝り方を身に着ける必要があります。

重要なのは、相手に誠意を伝えること。

そのためには、”言い訳”をしないことや、今後どのように対策していくか伝えることなど、いくつかのポイントがあります。

次の例を見てください。

(例)「この度はご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。調査の結果、私どものソフトに問題はなく、そちらで使用されているD社のソフトによるものだとわかりました。現在問い合わせておりますが返事が来ておりません」

これは、あるソフト開発会社に来たクレームへの対応例です。

「申し訳ありませんでした」という謝罪の言葉から入り、問題が起こった理由についても述べているのですが、このように”自らには非がない”といった言い方では、相手の怒りが収まらない場合があります。

たとえ、自身の側に原因がなかったとしても、相手が不快感を覚えていることに対して謝罪をするように心がけるようにしてください。

今回の例であれば、原因について伝える前に次のような文面を追加すれば、相手も冷静に話を聞いてくれやすいのではないでしょうか。

「この度は申し訳ありませんでした。ソフトの不具合だけでなく、私どもの初動の対応のつたなさもあり、大変なご迷惑をおかけいたしました」

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