コミュニケーション「気になるニュース」/認知行動療法講座「アクションプランの練習」
コミュニケーションプログラム
火曜日のコミュニケーションプログラムでは、主として「雑談」にフォーカスした練習を行います。
働いていく中で必要なコミュニケーション能力は、必ずしも業務上の会話だけというわけではありません。
雑談によってお互いのことを知っていき、関係を築いていくことで、働きやすい環境を整えていくことができるのです。
今回のテーマは「気になっているニュース」です。
本日のコミュニケーション講座では最近の気になっているニュースについて発表して頂きました。
色々なニュースについて興味を持っていただけると雑談しやすいですよね!
- 風都探偵の続きが楽しみ
- 映画「ハウ」がどんな内容か興味がある
- 高校の部活にかかるお金が高い
- 新作のプラモにも転売ヤーが居て困る
いずれも今後も気になる内容でしたね!
引き続きスムーズな雑談をするためにも質問の仕方に工夫や日ごろから話題の収集も心掛けていきましょう!
認知行動療法講座
前回は、行動を起こして新しい考え方を試すための計画である、「アクションプラン」の作り方について紹介しました。
今回は、サンプルを用いてアクションプランを作る練習をしてみます。
アクションプランの練習
以下の場面においての、アクションプランを作ってみましょう。
〇元々の自動思考
仕事に馴染めていないが、相談しても解決には至らないし、まともに相談に乗ってもらえないんじゃないか
〇コラム法で作った適応的思考
相談を話しかけたことはないが、これまで話しかけて反応が悪かったことがあるわけではない。相談することで、解決に向かう可能性もある
〇行動目標
上司に相談して、仕事に馴染めていないことについて相談する
・アクションプラン
まず、どのような行動を起こすのか、できるだけ具体的に決めていきましょう。
この場合であれば、どこで相談するのかや、相談の内容についてですね。
また、まずは相談がしたいので時間を取って欲しいと伝え、その後改めて相談する、等と流れを思い浮かべておくのも良いでしょう。
・開始予定時期
いつ実行するのかも、具体的にするのが望ましいです。
「上司が忙しくなさそうなとき」等と設定すると、今日は忙しそうだからまた別の機会に・・・と繰り返し、いつまで経っても相談できないかもしれません。
・予測
相談を持ち掛けたときにどのようなことが起こるか想像し、シミュレーションします。
どのように相談をするか、どんな順番で話すかなど、ある程度決めておきましょう。
・予想される問題
相談を持ち掛けたときに起こる問題としてはどのようなことがあるでしょうか。
例として、忙しいと言って受けてくれない、といったことが起きるかもしれません。
・問題が起こった時の対処法
上記の問題に対して、その対処を決めておきます。
忙しいとその場で相談ができなかったのであれば、いつなら時間を取ってもらえるか確認する、といった手段がありますね。