出張講座『突然の動悸や眩暈でお困りの方へ』

出張講座『突然の動悸や眩暈でお困りの方へ』

本日の午後は、麻布メンタルクリニックより、講師として公認心理士の『黒岩 貴』先生をお招きし、出張講座を開催していただきました。

講座の内容について、一部をご紹介します!

突然の動悸や眩暈でお困りの方へ

突然の動悸や眩暈は、心臓病や中耳炎、小脳等の異常から発声する場合もあるため、まずは身体的な問題がないか、確認が必要です。

しかし、それらの問題がないのであれば、”ストレス”が原因と考えて間違いないでしょう。

ストレスによって引き起こされる動悸や眩暈は、不安障害の症状の1つと考えられます。

動悸や眩暈のほか、パニック発作や身体の震え等の症状が見られるほか、車や電車に乗ることができない、人前で話せないと言った問題も出てくるかもしれません。

ストレスとは

ストレスは、日本語で言うなら”緊張”にあたります。

ストレスと対になる”リラックス”を日本語に直せば”弛緩”となるでしょう。

ストレスがかかりすぎると、上記でも述べた通り多くの問題がありますが、一方でまったくないのが望ましいとも限りません。

スポーツの試合の時などに適度な緊張が必要なように、ストレスがかかることでプラスになる部分があるのは確かなのです。

そもそもストレスは、外敵に襲われたとき、逃げ切るために力を凝縮したり、多くの情報を得たりなど、生き延びるために必要だったために身についているものです。

しかし、場面で必要となっていたストレスに対して、現代社会で人間が感じる緊張状態は、はるかに長くなってしまっています。

対処方法

黒岩先生から、以下の対処方法を教えていただくことができました!

・運動する
・動物としての本能が残っているだけだと考える
・「緊張してはいけない」ではなく、「緊張してしまったも良いのだ」と考えるようにする
・ため息をついてみることなどで、適度な緊張にしていく。
・ルーティンに沿って行動する
・大変な場面でも、この機会を手に入れられて良かった、といった風に考えてみる
・筋弛緩法を試す
・調息(息を吐いて心を整える)

自分に合った方法を見つけ、ストレスを減らしていきましょう!

 

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