就活SST「浦島太郎を”ニューススタイル”にしてみる」
新聞読解「『RAMEN』米市場開拓」
以下記事の要約です。
食品会社が米国に照準を定めラーメンのスープや麺を増産する。
和弘食品はとんこつ味のスープなどの生産能力を2割増やし、理研ビタミンは約15億円を投じスープの素材を増産する。
マルタイは主力の面を発売する。
日本旅行で味わったラーメンの味を帰国後も求める米国の消費者が増えている。
10年で5割近く増えた米国のラーメン店が中小企業の成長を後押しする。
このテーマについての利用者さんの意見
- 棒ラーメンの輸出について
- 棒ラーメンを実際に食べてみたい
- ラーメン店の味のレベルが高まってきている
- 海外の味覚に合わせた変わり種なフレーバーの開発は楽しそう
日本の味が、海外でも受け入れられていくと嬉しいですね!
就活SST
前回は、結論から話しても伝わりづらい「前提情報が共有されていない場面」の話し方についてお話しました。
今回は、二段重ねのギャクピラミッドの実践として、浦島太郎を”ニューススタイル”にするとどうなるか、考えてみます。
浦島太郎を”ニューススタイル”にしてみる
ニューススタイルとは、話の大筋を簡潔に伝える「リード文」と、より詳しく内容を伝える「細目」の2つの方法を組み合わせた話し方です。
ここでは、浦島太郎をニューススタイルにする場合、リード文がどのような内容になるか、ご紹介します。
浦島太郎のリード文
昔々、漁師の浦島太郎は、助けた亀に連れられて海底の竜宮城に行き、乙姫様の歓待を受けました。
故郷が懐かしくなり、3年後に故郷の浜に帰り、乙姫様が開けてはいけないと言って手渡した玉手箱を開けると、中から白い煙が出て老人になってしまいました。
太郎が竜宮城で過ごした日々は3年でしたが、地上では700年が経っていたのです。
このうち、リード文に必ず含める5W1Hは、以下のように対応しています。
When = いつ
昔々
Who = 誰が
漁師の浦島太郎
Where = どこに
故郷の浜
How = どのようにして
竜宮城で歓待を受けた後、乙姫様から開けてはいけないと言われて渡された玉手箱を開けた
What = 何が起こった
老人になった
Why = なぜ
地上では700年が経っていた