就活SST「会話を終える」
新聞読解「新生リンクが未来を紡ぐ」
以下、記事の要約です。
「長年の夢だった。リンクのオープンは私のスケート人生の第3章の始まりです」。
フィギュアスケート女子で2010年バンクーバー五輪銀メダルの浅田真央さんのスケート愛が込められた通年型スケートリンク「MAO RINK」が、東京都立川市で11日から開業する。
このテーマについての利用者さんの意見
- 10年、20年後の事を考えて凄いと思った
- ニーズはあるけどコストがかかって大変だと感じた
- 発信力のある人が良い施設を作ってくれた
- 将来の日本のフィギュアスケーターが楽しみになった
今後の日本の選手が世界で存分に活躍出来そうですね!!
就活SST
前回まで、会話の中で相手の意図を汲み取る練習を行ってきました。
今回は、会話を終えたいと思った時、どうすればいいか考えてみます。
会話を終える
相手と話をしているとき、時間切れになったり、話に行き詰ったりした時には、会話を終わらせることが必要です。
相手に遠慮して切り出せずに話を続けていると、自分の予定がくずれてしまったり、話に意識が向いていないことが相手に伝わったりと、相手との関係が悪くなる可能性があります。
また「時間がないので」とだけストレートに伝えてしまうと、相手は「私と話すのが嫌なのかな?」と思い、悪い印象を持たれてしまうかもしれません。
では、どのようにすれば会話をうまく終わらせることができるのでしょうか。
会話を終える時のコツは、
・相手の話を遮らず、一度受け止めること
・理由を伝えること
・お礼や気持ちを伝えること
の3点です。
相手の話を遮らず、一度受け止める
急いでいるときなどには、つい相手の話を遮ってしまいたくなるかもしれません。
電車の時間に間に合わないなど、どうしようもないときにはそれも仕方ないかもしれませんが、可能な限り、相手の話を遮ることは避ける必要があります。
話を遮る行為は、「あなたの話は聞く気がありません」といったメッセージとして伝わってしまうので、相手からの印象は非常に悪いものになります。
ひと段落するまで聞いた上で、「○○だったんですね」といったように、その話を受け取ったことを示す伝え方ができると良いですね。
理由を伝える
理由を伝えずに話を終えてしまうと、理由がわからない相手はもやもやと想像をしてしまいます。
そうなると、「自分の話がつまらなかったのかな」「本当は自分とは話したくなかったのかな」等と、ネガティブな考えを持たれてしまうこともあります。
それを避けるため、話を終わらせる理由を伝えるようにしましょう。
何も、詳しくすべてを話す必要はありません。
「電車の時間があって急いでいる」「この後約束があるのでそろそろ行かないといけない」などといった言い方ができれば十分です。
お礼や気持ちを伝える
理由に加えて、「お話ありがとうございました」「また今度お話しましょう」といったようにお礼や気持ちを伝えると、なお良いでしょう。
こういった言葉を付け加えることで、先ほど挙げたような、相手のネガティブな想像による誤解をさらに防ぎやすくなります。