就活SST「様々な場面での相手の気持ちを考える」
新聞読解「『友達と同じ』重視は自己防衛?」
以下、記事の要約です。
服装や持ち物などで、自分の好みより「友達と同じ」ことを重視するわが子。
自分らしさを発揮してほしいと願う親にとって気がかりな言動かもしれない。
このテーマについての利用者さんの意見
- 一緒じゃなくても生きやすくなって欲しい
- 愛情不足は本当によくないと思う
- 視野が狭くならないようにしていきたい
- 親の考えを押し付けないほうがいい
今後も親は絶対的な味方であってほしいですね!!
就活SST
前回は、コミュニケーションを取る上で重要になる、”相手の気持ちを読み取る”ということについてお話しました。
今回は、様々な場面を例にして、相手の気持ちを読む練習をしてみましょう。
様々な場面での相手の気持ちを考える
相手の望んでいることはなにか推測し、自分に可能な範囲でそれに応える練習をしていきます。
場面1:仕事終わりにお茶に誘われた
・相手の気持ち
大きく分けて、以下の2つが考えられるかと思います。
1.もっと仲良くなりたいと考えている
2.職場では話しづらい話がしたいと考えている
・自分の対応
どちらの意図にせよ、自分ともっと話す時間を取りたいと考えていることには変わりありません。
そのため、相手にとって嬉しいのは誘いに乗ることではありますが、自分の気持ちを無視して選ばなくてはいけないと言うことでもありません。
断りたいという場合にも、相手の望みを蔑ろにしないよう、「申し訳ない気持ちを伝える」「理由を伝える」などといった配慮ができると良いでしょう。
場面2:残業していたら「早く帰れよ」と言われた
・相手の気持ち
言い方によって、意味合いが変わってくる表現です。
強めの口調であったのならば、残業を減らさないといけないので、いてもらっては困る、といった意味合いかもしれません。
一方で、優しい口調であったのならば、純粋に心配してくれていた可能性もあります。
・自分の対応
どちらにしても、相手が望んでいることが、残業を続けずに帰ることなのは変わりないでしょう。
しかし、すぐに終わらせることができない場合や、どこまでで止めればいいか判断が難しい場合もあるかと思います。
このような場合であれば、今の自分の状態を共有し、相談するのが望ましいかと思います。