就活SST「誤解なく伝えるためには」
新聞読解「おにぎり、中食『一人勝ち』へ」
以下、記事の要約です。
コメ関連の食費が上がる、おにぎりの消費が「一人勝ち」の様相を見せている。
新型コロナウイルス禍で需要が高まり、コロナ過が明けて孤食が減ったにもかかわらず勢いはとどまらない。
このテーマについての利用者さんの意見
- コンビニのおにぎりも美味しいが、専門店のおにぎりも好き
- 老若男女問わず需要があるので中食一人勝ちも頷ける
- 米の値上げを度々聞くが、おにぎりはあまり値上げされていないので企業努力を感じる
手ごろな値段で手軽に食べられるのが、おにぎりの良いところですね!
就活SST
前回は、自分の考えや意見を人に伝えたいときに気を付けるポイントについてお話しました。
今回は、誤解なく伝えるための方法を、さらに探していきます。
誤解なく伝えるためには
人に伝えたいことがある時に、誤解なく伝えるための方法について紹介していきます。
・否定をせず受け止めて提案する
自分の言いたいことを一方的に伝えても、相手には受け入れてもらえず、トラブルになってしまいます。
相手の話を最後まで聞いた上で、強要するのではなく、提案の形で自分の意見を伝えると良いでしょう。
・具体的な表現を使う
具体的な表現は、誤解を防ぐために特に重要です。
また、自分では具体的に伝えたつもりでも、実際には曖昧な表現になってしまっていて伝わらない、ということもあるので注意が必要です。
例えば、「主体的に動いて」というのは一見具体的に指示しているようで、何をして欲しいのか、実は伝えられていません。
これが、「わからないときは教えてもらうのを待たず自分から聞いて」といった内容であれば、迷わず実施してもらえるのではないでしょうか。
・理由をつけて伝える
なにかを伝えるとき、その理由を合わせて伝えると言うのも良い方法です。
特に、相手を説得したいときや、行動を促したいときには重要になります。
理由が曖昧だと、それが必要なことであるという認識が持ちづらくなってしまいます。
・してはダメではなくすると良いと伝える
相手にして欲しいことがあるときには、「してはダメ」と言いたくなるところを「すると良い」に変えるだけでも大きな効果があります。
「ダメ」といった否定や制限を意味合いを含む表現は、相手の反発を招きます。
「一ヶ月以内にここまで覚えないとダメ」と伝えたいなら、「一ヶ月以内にここまで覚えると次のステップに進みやすくなる」と言い換えてみるのが良いでしょう。