新聞読解「『転職転がし』に歯止め」

以下、記事の要約です。
雇用を仲介する人材サービス業者が転職者に出す「就職祝い金」が4月から全面禁止になる。
看護や医療、IT(情報技術)分野などを中心に、いったん仲介した労働者に祝い金を出して再転職を促す"転職ころがし"が過熱。
厚生労働省が規制を強化した。
転職市場を健全に保ち、人手不足の緩和につなげられるかが問われる。
このテーマについての利用者さんの意見
利用者さんの意見
- 転職は悪いことではないが、短期間での転職をビジネスで促すのは良くない
- 技術者の不足が深刻化している
- 仲介業者による問題の解決のため、国が担うことはできないか
- 給与が低い業界からは仲介業者が手を引いてしまい、ますます人手不足にはならないか
企業にとっても転職者にとっても、やりやすい制度になっていくと嬉しいですね。
就活SST
前回は、話を理解するときや、これから話すための準備などに役立つ「話の図解」についてご紹介しました。
今回は、情報を整理するときに重要な、「階層」についてのお話です。

情報の階層を意識する
早速ですが、自分の強みについてアピールした、以下の文章を読んでみてください。
「私の強みは、約束を守ることや、任された仕事をやり通すことです。あとは責任感もあるほうだと思うので、始めたことを途中で投げ出したりしません。それから、周りの人とコミュニケーションをまめに取るようにしているので社交性もあり、笑顔がいいねと言われることもよくあります。」
注意ポイント
アピールしたいことがたくさんあるのは良いことですが、次々に要素を足していってしまっており、それがまとめられていないのは問題です。
特に、口頭でこのように言われたら、結局何が強みなのか、印象が残らずに終わってしまうかもしれません。
アピールしたいことがたくさんあるのは良いことですが、次々に要素を足していってしまっており、それがまとめられていないのは問題です。
特に、口頭でこのように言われたら、結局何が強みなのか、印象が残らずに終わってしまうかもしれません。
そこで注目したいのが、情報の「階層」です。
階層とは、その情報が意味する大きさのことです。
上の例で言えば、「約束を守る」「任された仕事をやり通す」「まわりの人とコミュニケーションをまめに取る」「笑顔(で人と接する)」は、それぞれ具体的なアクションを示す情報であるのに対して、「社交性」や「責任感」はもっと大きな概念です。
つまり、「社交性」や「責任感」は、具体的なことがらをまとめる役割の言葉であるにも関わらず、2つの階層が混ざってしまっているためにわかりにくくなっていると考えられるのです。
階層を意識して並べ替えると、以下のようになります。
回答例
「私の強みは、大きく分けて、〝責任感″と〝社交性″の2つがあります。まず責任感については、今まで、どんな仕事もやり通すことを信念に、一度も投げ出すことはありませんでしたし、約束も決して破らないように心がけています。また、社交性についても、意識的にコミュニケーションを取ることを心掛けており、笑顔が良いと褒められたこともあります。」
