新聞読解「AI秘書5万人」

以下、記事の要約です。
明治安田生命は2025年中にほぼ全社員が自律的に作業をこなす「AIエージェント」を業務に利用できるようにすると発表した。
日本企業のAI活用は遅れ気味とされるが、具体的な指示がなくても先回りして動くAIエージェントにより状況が変わる可能性がある。
利用者さんの意見
- よく利用しているChatGPTやGeminiといった対話型のAIは指示が必要だが、指示がなくても先回りして動いてくれるAIがあるとは驚いた。
- AI秘書が普及し、情報整理や資料作成を代行してくれると本来、力をかけるべき営業や対人同士のやり取りに集中できる。
- 指示を待たずに提案や助言を行ってくれるのは有難いが、最終的にそれらをどう活用するかは人間に委ねられている。
現在、客観的な視点やネットの海に漂う無数の情報を取り入れたい時、膨大なデータを整理する際等にAIが活用されています。
ですが、指示がなくても自立して動くAIの登場により、今後ますますAIは私たちの想像を超える進化を遂げるかもしれませんね!
就活SST
前回は、会話を終わらせたい時、どのように伝えれば良いかについて考えました。
今回は、相手の気持ちを読み取る重要性や、その方法についてです。

気持ちを読みとる
円滑な対人関係を築く上で、「相手の気持ちを読む」、言い換えれば、「意図を推測する」ことは常に重要なポイントです。
相手の思いや状況を考慮せずに、自分の事情だけで行動をしてしまうと、「自己中心的な人だ」「考えてくれていない」と思われ、関係にヒビが入ってしまう原因になります。
だからと言って相手のことを考えすぎてしまうと、何もできなくなってしまう、なんてこともあるでしょう。
大切なのは、相手は何をして欲しいのか考えて、行動することです。
初めに、「関心のない話を聞く」場面について考えてみます。
自分が関心を持っていない話を聞くことは、退屈であり、ストレスのかかることです。
その中で相手の気持ちを考えることは難しいかもしれませんが、なぜ自分に話をしてくるのか、自分にどうして欲しいのかという視点で相手の気持ちを考えてみましょう。
関心のない話を聞く
あなたが休み時間、座ってボーっとしていると、同じ職場で働く同僚が話しかけてきました。
しかし、その話題は、あなたにとって関心のない芸能人の話でした。
「○○さん、聞いてよ!私、××っていう俳優が好きなんだけど、このあいだのドラマ見た?
ストーリーももちろん面白いんだけど、演歌歌手志望だったのに演技も上手いし、すごいよねーーー」
さて、このような場面において、同僚が自分に話しかけてきたのはなぜか、どうして欲しいと思っているのか考えてみます。
まず第一に、事務的な会話、必要があっての会話でなく、雑談を振る場合、「その相手に興味、関心を持っている」というポイントに注目してみましょう。
その芸能人を知っていると思っていたのか、そうでないのかはわかりませんが、どちらにせよ、「同じ話題を共有したい」「仲良くなりたい」「関係を構築していきたい」といった気持ちが隠れていることが想像できます。
では、それを踏まえて、どのように対応するのが良いでしょうか。
「相手の期待にどれだけ応えるか」と「自分の負担」の2つの軸を元に、3パターン紹介します。
・興味があるので自分もドラマを見てみると伝える
相手の期待に最大限に応える一方、自分の負担も最も大きい選択肢です。
人は誰でも、自分に興味を持ってくれる相手に対して好印象を覚えます。
自分が好きと伝えた俳優や、話題に出したドラマを相手が見てくれるというのは、とりわけ嬉しく感じられるでしょう。
しかし、このように約束をしてしまうと、実際に見て、感想を伝えることなどを期待されてしまうため、時間的にも心理的にも大きな負担となる可能性があります。
・好きなところを聞くなど、相手の話を聞く
相手の期待に応えるため、ある程度の負担を受け入れる選択肢です。
自分がしたい話を聞いてもらえる、興味を持ってもらえることは、同僚からすれば嬉しい反応のはずです。
しかし、興味のない話を聞くことになるため、ストレスを感じてしまう可能性はあるでしょう。
・相手の話をキリが良いところまで聞いてから、話題を変える
相手の期待に応えきれてはいないものの、自分の負担は小さい選択肢です。
相手の話を途中で遮ることはないように気をつけつつ、今回の例であれば別のドラマの話に変えるなど、自分が興味を持っている別の話題に切り替えます。
相手が一番したかった話は切ってしまうため、悪い印象とまではいかないまでも、がっかりさせてしまうかもしれません
自分に可能な範囲で期待に応える
上記の3つの選択肢は、いずれも間違いではありません。
大事なのは、相手の気持ちを尊重しつつ、自分の負担も無視しないことです。
自分の側に余裕があるなら、相手の期待に応えることで、良好な関係を築いていくことができます。
反対に、自分に余裕がないのであれば、相手に悪印象を与えないようにだけ気を付けて、話を終わらせてしまうのも悪いことではありません。
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