フランス文学に親しもう!

明日、【6月29日】は【星の王子さま】の日。
童話「星の王子さま」で知られるフランスの作家・飛行士である、
アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの誕生日が6月29日であることから
「星の王子さま」の日と言われているそうです。

そこでリスタートではこの日に
『フランス文学入門講座』を開催することになりました。
まずはそれに先立って、
アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリについて学びましょう!

アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ

 

 

1900年、フランスの地方都市リヨンに
伯爵家の5人兄弟の長男として生まれました。

 

 

20歳の時、彼は兵役をきっかけに、飛行士としての道を歩き始め、
26歳の時に、航空郵便の飛行士としての体験を書いた
「南方郵便機」(1929年)で作家デビューを果たしました。
のちに発表された「夜間飛行」(1931年)、
「人間の土地」(1939年)はベストセラーとなり、
高い評価を受けました。

 

第2次世界大戦にて、
パリがドイツに占領され米国に亡命。
亡命中の米国で苦境の中「戦う操縦士」(1942年)、
「星の王子さま」(1943年)を出版。

それとほぼ同時期に軍隊に復帰し、空軍パイロットとして
祖国フランスのために闘かいました。

 

1945年7月31日、
フランスのコルシカ島から偵察飛行に出かけた彼は、
そのまま消息を絶ち、ついに還ることはなかったそうです。

 

星の王子さまは、こうしたサン=テグジュペリの経験をもとに執筆されました。
飛行機のパイロットと星の王子さまの友情を通して、
人の絆とは何かを訴えたかったのでしょう。

物語では、大人と子どもの考え方の違いが語られます。

大人は、目に見える表面的なことで物事を判断しがちです。
どんな服を着ているか、財産はどうか、
データはどうなっているのか。

しかし子どもは違います。
子どもは相手の姿形に左右されません。

子どもにとって大事なのは、心で感じたこと、それだけです。

子どもの心には大人への大切な教訓が秘められています。
絆や愛はかけがえのないものですが、目には見えません。

 

 

つまり、心で感じるしかないのです。

 

だから目に見えるものしか理解しないような、
間違った心を持つ大人になってはなりません。
そうした願いを物語に込めらているように思えます。

 

絆とは、愛とは、幸福とは何か。

リスタートの「フランス文学入門講座」では「星の王子さま」を通して、
サン=テグジュペリが残したメッセージを紐解いていきます。

今日は何の日

1963( 昭和38) 年、自由貿易推進の為に閣議決定し、

通商産業省( 現在の経済産業省) が実施しました。

1859( 安政6) 年5 月28 日( 新暦6 月28 日)、

江戸幕府がロシア・イギリス・フランス・オランダ・アメリカの五か国に、

横浜・長崎・箱館( 函館) での自由貿易を許可する布告を出しました。

貿易に携わる企業だけでなく、ひろく国民全般が輸出入の重要性について認識を深める日です。

今日の花

 

今日の花は『クチナシ』

花言葉は「私は幸せ者」です。

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