心理学を学ぼう!第十六回 心理検査と性格因子 7月3日

新聞読解「2大国、次の30年競う ハイテク覇権 安保揺るがす」

本日の新聞読解のトピックは、「米国と中国のハイテク分野競争」についてでした。
以下、記事の要約です。

米国と中国は最近、制裁関税の応酬により対立を深めているが、ハイテク分野においても競争を激化させている。

中国のIT大手「百度」はシリコンバレーに開発拠点を開設したが、この会社の技術者が中国から援助を貰って、帰国して起業するという事態が起きている。

アメリカの対中調査報告書では、中国がアメリカに対して優位に立つ技術分野が多くあると報告された。

「アメリカの技術が、中国に侵食されている」と危機感をあらわにしている。

米中間では次世代の覇権を争う総力戦が始まっている。

この記事に対する利用者さんの感想・意見

  • 中国マンパワーを使って、アメリカに追いついているのが驚いた。
  • お互いの国に不信感が高他国とも連携して、調整してほしいなと思った。
  • アメリカは、モバイルインフラに脅威を感じているんだなと思った。
  • 日本と桁違いに大きな国同士が対決をはじめて、やばいなと感じた。

などの意見がでました。
米中間の争いは、両者ともに大国なだけに落ち着いてほしいですね。

認知行動療法講座

就労移行支援事業所リスタートでは、「ものの受け取り方(認知)」を変えることで「感情」やそれによる影響を抑える「認知行動療法」についての講座を毎週やっています。

今回は、前回に引き続き5つのコラムまでの復習をやりました。

復習! 認知の歪み

今日は、認知の歪みについて復習しました。

悪い方向にばかり考えてしまうときは、物事の悪い面ばかりを見ていることが原因であることがよくあります。

自動思考はあくまで一つの可能性であり、自分の推測でしかありません。

しかし、他の人から見れば現実的でない、偏った考えであっても、本人からするとそれだけが真実であるように感じられてしまうことがあります。

そのような、悪影響を与える現実から離れた考えのことを認知の歪みと呼びます。

代表的なものとして、以下の認知の歪みが挙げられます。

  1. 根拠のない決めつけ
  2. 白黒思考
  3. 部分的焦点づけ
  4. 過大評価・過小評価
  5. べき思考
  6. 極端な一般化
  7. 自己関連付け
  8. 情緒的な理由付け
  9. 自分で実現してしまう予言

心理学講座『心理検査と性格因子』

 

就労移行支援事業所リスタートの今日の教養講座は外部講師による心理学講座です!


テーマは、「心理検査と性格因子」でした。

性格は、「DNA」と「環境因子」で決まっています。

「DNA」とは、体に組み込まれた自分の特徴のこと

「環境因子」とは、家族や友達といった、自分の周りの環境のこと

人は、この二つでどのような性格になるのか決まります。そして性格というものは変えることがなかなか難しいです。

 

ユングは、人の性格を4つに分類しました。

論理型ー論理的に物事を考える傾向にある。

感情型ー好き嫌いがはっきりしている。

威嚇型ー自分の感性を重視する。

直視型ー直観を信じて行動する。

 

性格分類には、他にもあり、

ウィトキンは、「視覚情報に頼る人」と「頼らない人」

ケイガンは、「判断が遅く誤りが少ない人」と「判断は早いけど誤りが多い人」

に分類しました。

 

性格というものは、決して自分一人だけが当てはまるものではなく、多くの人が当てはまるものごとに分類されていいるんですね。

自分がどのような性格なのかを知る事は、自分のことをより深く知るきっかけになっていきます。

 

次回は、8月7日(火)「自己観察能力を高める」という内容です!