就活SST「外的コントロールと内的コントロール」

新聞読解「公共サービス 郵便局頼みに」


本日の新聞読解のトピックは、「郵便局と公共サービス」についてでした。
以下、記事の要約です。

過疎地にある郵便局行政サービスの窓口や鉄道の駅と一体にする動きが広がっている。

コンビニエンスストアが一軒もない町はあるが、郵便局はすべての町にある。

利用者の減少に耐えかねた企業などが郵便局に頼る構図だ。

その郵便局の存続に毎年約200億円を事実上投じることが今の通常国会で決まった。

郵便局頼みの国民負担は決して小さくない。

人口1600人強の長野県秦阜村は、小学校と中学校が一つずつしかない。

昨年10月、同村の松島貞治村長は政府の郵政民営化委員会の会合に出席し、郵便局に支所の行政事務を任せたいと申し出た。

法令上の壁があるが、過疎の村で支所を維持するのは難しいのが現実だ。

この記事に対する利用者さんの意見・感想

  • 過疎地の郵便局の運営は大変だと感じた。
  • 郵便局数が減ったと思っていたがそうではなかった。
  • サービスが過多だと感じた。
  • ユニバーサルサービスについて初めて知った。

郵政と地方の将来に目を向けていきたいですね。

SST

『く』『ぐ』で始まる素敵な言葉といえば?

就労移行支援事業所リスタート講座の前にいつもアイスブレイクを取り入れています。
今日はアイスブレイクとして、「朝までそれ正解」をやりました。

「クラムチャウダー」「悔いの無いように」「車で迎えに行くね」「グーテンターク」など様々なものが出てきましたが、
最終的に残ったのは・・・

Bグループ「群を抜いて良かった」
Cグループ「軍艦に鎖帷子で乗ってクルージング」

Bグループの「群を抜いて良かった」は、言われたらすごく嬉しいですよね!
Cグループは、ひとつひとつの「素敵な言葉」が合わさると、まるで戦争に向かうかのようになってしまいました・・・。

外的コントロールと内的コントロール

今回は、「選択理論」についての話をしました。

選択理論では、他者をコントロールすることができるという考え方を「外的コントロール」、自分以外をコントロールすることはできないという考え方を「内的コントロール」と呼びます。

外的コントロールの考え方では、外部からの刺激により人の行動は決定するので、刺激を与えたり、与える仕事を変えることで行動をコントロールできる、ということになります。

一方、内的コントロールの考え方では、外部からの刺激に対して、それをどう考えるか、どのように対処するかを本人が選択し、それによって行動を決定します。

例えば、電話が鳴ったので受話器を取った、と考えるのが外的コントロール、電話が鳴ったが今は出たくないと思って出なかった、とすると内的コントロールですね。

外的コントロールの考え方を持つ人は、相手を変えるために、叱ったり、責めたりといった行動をしてしまうことがあります。

それが有効な場面もあるかもしれませんが、叱られることで反発したり、どうすればいいかわからなくなるなどして、叱った人が思っていたのとは違った結果になることもあります。

内的コントロールであれば、その人にとって一番効果的と思われる方法を「選択」して行動することができます。

そうなれば、例えば穏やかに諭すなど、他の方法を取ることもできますし、相手にとってそのほうが受け入れやすければ、叱るよりもずっと効果が出る場合があります。

外的コントロール、及び内部コントロールによる言葉や態度、行動の違いを知るために、ハートビーイングと呼ばれるワークをしました。

ハートビーイング


ハートビーイングは、真ん中に大きなハートを書いて、その内側に「言われて嬉しい言葉やされて嬉しい行動」を、外側に「言われたくない言葉やされたくない行動」を書き出すというものです。

これをやってみると、外側にある言葉や行動は外的コントロールに基づいたものであり、内側にある言葉や行動は内的コントロールに基づいたものであることがわかります。

つまり、外的コントロールに基づく言動は、人間関係を壊すことに繋がってしまうのです。

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