自己分析講座「ライフ・スタイル診断」

新聞読解「公務員の給与について」

本日の新聞読解のトピックは、「公務員」についてでした。
以下、記事の要約です。

麻生財務相が不祥事への責任として返納した金額について、その処分では軽いのではという意見が多い。

しかし、責任と権限、心身への負担がある閣僚・官僚に対して、対価(=給与)はきちんと払うべきなのではないか。

旧民主党時代は、官僚の人数を大幅に削減したことにより、国の運営が滞った。

優秀な人材を確保するために、企業は留学費用を肩代わりしてでもスカウトしている。

またコンサルティング会社の調査で、社長報酬と国家公務員の報酬にはかなり大きな差があることが判明。

不祥事・不正に対しての厳しい意見もあるが、国に関わる仕事をする官僚に対して、資源として公務員を活かす方法も考えるタイミングなのではないだろうか。

この記事に対する利用者さんの意見・感想

  • 優秀な人の給与は保障するべき
  • 仕事はどんどん機械化・合理化、効率化していけばいいと思う
  • 公務員の人数は、突然削減するのではなく、徐々に減らすべきなのでは
  • 給与が見直されるといい

この機会に、体制・給与の見直しをしてみてもいいかもしれませんね。

自己分析講座

高田馬場にある就労移行支援事業所のリスタートでは、金曜午後は2グループに分かれて自己分析講座をやっています。

今回は、アドラー心理学に基づく「ライフ・スタイル診断」をやってみました!

ライフ・スタイルとは、その人の個性や性格、クセのようなものです。

この診断では、30の質問に答えることで、6種類のライフ・スタイルかた近いものがわかります。

6種類のライフ・スタイル

ゲッター

「他者は自分に奉仕して当然」という自己理想を持っており、依存攻撃型の特徴があります。
自分の利害感覚に敏感で、人が自分に何をもたらしてくれるか、という部分に注目するので、
自分の期待に応えられなかったと感じると怒りを覚えてしまう場合もあります。

ベイビー

「他者からの保護が欲しい」という自己理想を持っており、受動依存型の特徴があります。
自分から積極的に動くのではなく、自分は弱いということを強調することにより、他者からの援助や保護を求めようとします。
他者に合わせることにたけているため、目上の人とうまく付き合ったりすることができるという側面もあります。

ドライバー

「私は優越でなければならない」という自己理想を持っており、努力家という形で特徴が現れます。
常に一番になることや人の上に立つことを目指し、中心人物になろうとする傾向があります。
そのため、コミュニケーションにおいて支配的、攻撃的な言動が見られることもあります。
活動的である一方、強引すぎて周囲がついてこれなくなる場合もあります。

コントローラー

「私は失敗してはならない」という自己理想を持っており、クールな性格であることが多いです。
時間を守る、清潔さを保つ、ルールに忠実に生きる、といった傾向を持っています。
感情的な自己表現をあまりせず、冷静な人、知的な人と周囲に見られる場合があります。
定まった手順を守ることは得意な一方、突発的な出来事への対応が苦手なこともあります。

ヴィクティム

「私は無実の犠牲者だ」という自己概念を持っており、自分の不利をアピールすることで人の同情を買おうとしたり、人を恨むような傾向を持ちます。
悲観的で、マイナスに考えるための要素を自分から探してしまいます。
ただし、このタイプは基本的に本来のライフスタイルではなく、一時的なものであると考えられます。

エクサイトメント・シーカー

「私は興奮していたい」という自己理想を持っており、好奇心が旺盛です。
イベントなどを楽しみ騒ぐのが好きな一方で、スリルを感じるためにあえて危ない目にあおうとしてしたり、規則を破ってしまう場合もあります。
最初は元気であるにも関わらず、途中で他のことに関心が移ってしまい、気が乗らなくなることもあるため、周囲を混乱させてしまうかもしれません。

ライフ・スタイルの考え方

この診断を行ったところ、自分はそのようなことは考えていない!と感じられる方もいました。
しかし、「そういう傾向が自分にはあるかもしれない」というように頭のどこかで考えておくことで、いざ行動する時に、自分の選択を客観視できるようになります。

 

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