ワークショップ「ルールを変えて新しいスポーツを考える」

新聞読解「セブンイレブンの都内の移動販売について」

以下、記事の要約です。

練馬区の光が丘団地で、コンビニ大手のセブンイレブンが移動販売を開始。都内の移動販売としては初。

移動販売は東日本大震災から開始された。

被災地・過疎地で活躍しているが、光が丘団地のように1960~1980年代ころに建設され、現在高齢者比率が高い団地地域でもニーズがある。

また高齢者はインターネット通販に疎いことも多く、移動販売は高齢者を見守る役割も期待されているとのこと。

この記事に対する利用者さんの意見・感想

  • お年寄りの出かける距離が減って、運動不足が心配。
  • お年寄りの運動能力を考えると、ワゴン販売がいいのではないか。
  • 地域のコミュニティー、近所同士のコミュニケーションにつながると思う。
  • 人件費がデメリットだと思う。
  • やり方を考えれば海外展開もできると思う。

より地域に根付いた移動販売が期待されそうですね!

就活SST

『と』で始まる強いものといえば?

高田馬場にある就労移行支援事業所、リスタートの月曜3コマ目はAグループの就活SST!
今日もいつも通り、アイスブレイクの「朝までそれ正解」で始まりました。

「ドラえもん」「毒」「都会の荒波」「ドイツ」など様々なものが出てきましたが、
最終的に残ったのは・・・

Aグループ「ドラゴン」

確かに、ファンタジーではお約束の、「強いもの」ですね!

選択理論

今回は、「上質世界」のコントロールについての話です。

前回、上質世界というものについて、5つの基本的欲求を満たしてくれる、「自分にとって肯定的なもの」で構成された世界である、と説明しました。

この上質世界は、直接的にコントロールすることはできませんが、間接的に関わっていくことは可能です。

上質世界に仕事を入れるためには

私たちは、上質世界に含まれているものには強い関心を持つ一方で、そうでないものに対しては関心を払いません。

そのため、例えば仕事が上質世界に含まれている人は工夫をしたり、いろいろなことに気づくことができるので成果が上がりやすい一方で、含まれていない人はなかなか成果が上がらなくなってしまいます。

それでは、仕事を上質世界に入れるためにはどうすればよいでしょうか。

上質世界に入っているものを、自由に貼り換えることは私たちにはできません。

結論から言えば、上質世界をコントロールするために重要なのは、焦点を意識することです。

お客さまに喜んでいただくこと、目標を達成して昂揚感を味わうこと、「ありがとう」とお礼を言われることなど、仕事を通して基本的欲求が満たされる場面はいくつもあります。

そういった場面を作り出し、そこに注目することで、仕事をすることは基本的欲求を満たすことである、というように認識が変わっていきます。

逆に、基本的欲求が満たされない場面にばかり焦点が当たっていると、仕事は苦痛感情を与えるものであるという認識が強くなり、上質世界からは遠ざかって行ってしまいます。

ワークショップ「ルールを変えて新しいスポーツを考える」

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高田馬場にある就労移行支援事業所のリスタートでは、月曜日の4コマ目にワークショップを行っています。

ワークショップでは、お題に対する柔軟な発想と、グループ分けされた際の「自分の意見を言う」ことと「他人の意見を聞く」スキルを磨く事を重点においています。

また、司会者は色々な意見を取りまとめるスキルを磨くことができ、発表者は取りまとめた意見を発表する事でプレゼン能力を鍛える事ができます。

今日は、「ルールを変えて新しいスポーツを考える」というテーマでした。

新しいスポーツを考えるのですが、完全に自由に考えるのではなく、既存のスポーツからルールを変更して作ってみる、というのが今回のテーマです。

利用者さんの回答

Aグループ:砲丸投げ野球

Aグループは、コンセプトを「スポーツが苦手でも障害者でもできるスポーツ」とし、
砲丸投げ野球というスポーツを考案しました。

野球より少し大きめの玉をピッチャーが投げ、バッターがそれを打ち、その玉の落下点が得点になります。

バッターは座っていても大丈夫、子供でもできますし、準備も簡単です。

単調になりがちであること、ボール球を見送るという球種判別の腕前で差が出る、という点がデメリットとしてあげられました。

Bグループ:ゴムピンポン

Bグループはゴムピンポンというスポーツを考案しました。

これは、卓球のボールをゴムボールに変えたものです。

高く跳ねるようになるため、スマッシュの勢いが上がったり、高く跳ねさせることが戦略に組み込まれることが予想されます。

一方で、高く跳ねすぎたボールが天井に引っかかったり、スピードが上がることで選手がケガをしやすくなるなどのデメリットが懸念されました。

スタッフからのコメント

今回は新しいスポーツのルールを決める必要があったこと、多彩な案が出たことで難易度がまた少々高めでした。
多様な案が出たときは、コンセプトを定める、または立ち返るなどして、一本の方向性を決めることが必要になります。
前回までのまとめで、議論は「共通点を見つける」「意見をくっつける」というものがありましたが、今回のケースもあわせて実践できるといいですね!

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