ワークショップ「東京都をモチーフにしたキャラクターとその商品提案」

新聞読解「定番のお菓子の生産終了について」

以下、記事の要約です。

森永製菓のチョコフレークの生産終了など、定番商品が淘汰されはじめた。

コンビニのプライベートブランドの売上の伸びや、消費者がブランドではなく口コミで商品選びをするようになったことなどが背景。

広告宣伝費がかからないため価格を抑えられるプライベートブランド。

海外でもアマゾンなどが展開するプライベートブランド。

手ごろな価格で既存市場に攻め入り、定番商品を淘汰しつつある。

この記事に対する利用者さんの意見・感想

  • コンビニのほうが消費者に近い。スーパー等は流通経路、販路を見直す必要があると思う。
  • 今は消費者は、ブランド名ではなくコスパで商品を選んでいる。
  • チョコフレーク生産終了がショック。ここまで定番商品が追いやられているとは。
  • なくすのではなく、少量を安価で売り続ければよいと思う。

定番ブランドも今までとは違う戦略が必要そうですね!

ワークショップ「東京都をモチーフにしたキャラクターとその商品提案」

高田馬場にある就労移行支援事業所のリスタートでは、月曜日の4コマ目にワークショップを行っています。

ワークショップでは、お題に対する柔軟な発想と、グループ分けされた際の「自分の意見を言う」ことと「他人の意見を聞く」スキルを磨く事を重点においています。

また、司会者は色々な意見を取りまとめるスキルを磨くことができ、発表者は取りまとめた意見を発表する事でプレゼン能力を鍛える事ができます。

今日は、特別拡張版ということで、3、4コマ目に連続でワークショップをやりました!

3コマ目を丸々グループディスカッションの時間とし、普段よりも具体的な案を出すことを目指しました。

また、企画を作成しプレゼン発表、フィードバックを得てそれに合わせて再度手直しする、といういわばPDCAサイクルの実践練習ともなっています。

そのため、4コマ目では各チームの発表後、その内容についてフィードバックを送りあい、より良い企画にするために再度話し合う時間を設けました。

テーマは、「東京都をモチーフとしたキャラクターとその商品提案」です。

利用者さんの回答

Aグループ:伝統・今・未来をつなぐ3キャラクター

Sumちゃん、Toちゃん、fuちゃんという3つのキャラクターを提案。

Sumちゃんは伝統を、Toちゃんは交通を、fuちゃんは今と未来を、それぞれイメージしています。

アニメ化・アイドル化ののちのグッズ販売を企画、二次産物の販売という商品提案がありました。

Bグループからのフィードバックの結果、Sumちゃんグッズは神社へ、Toちゃんグッズは交通機関へ置くなど、販売場所にも具体性がある企画になりました。

Bグループ:エド・カブキくん

奴江戸兵衛という有名な浮世絵をもとにしたキャラクターを作成しました。

名前がエドとハーフ設定で、外国の方との橋渡しのイメージ。

また名前のとおり歌舞伎はもちろん、けん玉・コマを特技としている設定です。

商品展開としては、歌舞伎揚げを「エド・カブキ揚げ」というパッケージに変更し販売することを考えました。

Aグループとのフィードバックの結果、現在の東京というより江戸時代にフォーカスするイメージが多いという課題が発見できました。

スタッフからのコメント

いつもよりも話し合わなければ内容が多く、またフィードバック・差し戻しののちの再提案、という流れを体験しました。

独創性の高い意見がたくさん出る一方、コンセプトが後回しになってしまいがちでしたが、

前回までで学習した意見のまとめ方(共通点探し、くっつける、等)をうまく利用してコンセプトと結び付けるという手法を実践。

今までの総まとめのような部分もあったワークショップですが、ディベートのスキルが少しずつ身についてきていることが体感できたのではないでしょうか!

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