認知行動療法講座「問題解決の方法」/ 就活対策「仕事のやりがい」

新聞読解「空き家へのマイナス入札について」

以下、記事の要約です。

廃校になった小学校へのマイナス入札が、埼玉県深谷市で開始される。

マイナス入札とは、落札者の土地評価額が解体費を下回る場合、その差額を市が負担する仕組み。解体費は落札者が支払う。

17年に北海道で実施された例では、落札者からの評価額が解体費プラス5万円だったため、市側の負担はなかった。

人口減少が進む自治体では公共施設の統合が進むが、老朽部分の解体費が財政を圧迫することもある。

マイナス入札は「空き家問題」を解決できるか。

この記事に対する利用者さんの意見・感想

  • 他の地域でも、古い校舎を老人ホームにしたり再利用したりという話があるので、進めていいと思う。
  • このアイディアを実現するまでに、市役所側でもいろいろな苦労があったと思う。
  • 人口が増えない地域にとっては、マイナス入札というのは妙案だ。
  • 余った土地に早く買い手がつくといいと思った。

人口減に悩む地域も、画期的なアイディアで再生されていくといいですね!

認知行動療法講座「問題解決の方法」

就労移行支援事業所リスタートでは、「ものの受け取り方(認知)」を変えることで「感情」やそれによる影響を抑える「認知行動療法」についての講座を毎週やっています。

前回、ストレスによって引き起こされる、「うつ」「不安」「怒り」の感情と、それによる変化について考えました。

ストレスが溜まり、苦しくなってくると、その苦しさにばかり目が向いて、なぜ苦しくなっているかということに考えが向かなくなってしまうことがあります。

そうなると、自分や他人を責めてしまったり、過去にさかのぼって原因探しをし始めてしまったりすることに繋がるのですが、誰かを責めても、過去を悔やんでも、今起きている問題を解決することはできません。

現実をしっかりと見据え、今自分はなにに困っているのか、それに対して自分はどう対処すればよいのか、ということを考えなければなりません。

問題は1つではなく、複数あることも多いと思います。しかし、1度にいくつもの問題を解決しようとするのは望ましくありません。

無理に解決しようとすると、さらに辛さが増してしまうこともあります。

問題を明確化して、まず何から解決すべきなのか考えるためには、「問題リスト」が有効です。

問題リスト

問題リストの作り方は、今自分が気になっている、困っていることを思いつくままに書き出していくだけです。

このとき重要なのは、その問題が重要なものであるかどうかなどは考慮せず、思いつくままに書いていくことです。

問題リストが完成したら、次の条件を満たすものを探し、解決目標を1つだけ設定します。

  • 1.自分にとって重要
  • 2.解決可能である
  • 3.具体性がある
  • 4.将来に繋がる

解決目標を決めたら、さらに次のチェック項目に当てはめてみてください。

  • これまでに同じような問題に直面したことがあるか
  • そのときどのように対処したか
  • それは成功したか
  • 何が良かった/悪かったのか
  • もしこの目標が達成できたら、どのようなメリットがあるか

以前の経験を思い出すことができれば、以前の問題への対処の仕方を考える時に役立てることができます。

また、目標を達成した時の利点を考えておくことで、前向きに問題に取り組むことができるようになります。

 

就活対策『仕事のやりがい』(前回の続き


就活対策は、
・時事問題、
・マナー講座、
・面接練習、
という3本立てです。

ビジネスマナー基礎

前回から、ビジネスマナーでもロールプレイを取り入れました。

今回は、トラブルの電話対応、お客様が名乗らなかった場合の電話対応のロールプレイを行いました。

受電時はメモを取ること、相手先企業名・お名前・折り返し先・要件、以上4点、素早くメモを取り復唱する、ということが大切になります。

様々なパターンを繰り返し練習することでコツがつかめてきます!

面接返答練習

今日の面接練習のテーマは、前回に引き続き「どういうときに仕事や作業のやりがいを感じますか?」でした。

今回から、スタッフ・サポーターで面接官を、数人で受験者を、という模擬面接形式を取り入れました。

これまでは返答内容の作成のみでしたが、模擬面接形式となると、ある一定の緊張感のもと、ジェスチャーを交えたり目線を合わせたり、返答内容に対する質問があったりなど、より実践的な面接練習になります。

前回までの内容で、具体的なエピソードを添えることで面接官がイメージしやすくなると学習しました。

今回は、前回考えた内容を返答したうえで、さらに面接官からエピソードについて聞かれた場合や、より具体的に聞かれた場合を想定した模擬面接をしました。

緊張感がありましたが、面接官の聞きたいことをきちんと理解して、適切に返答できるよう、練習していきましょう!