ワークショップ「連休中の活動計画」/就活SST「選択理論の実践③『上司が指示ばかりで自由がない。』」

新聞読解「カフェインとりすぎないで 錠剤やエナジードリンク普及で中毒増加、酒と同時摂取も注意」

以下、記事の要約です。

カフェインの過剰摂取による急性中毒が増えている。

カフェインには依存性があり、短時間に大量摂取すると、めまい・過呼吸などの中毒症状が。死に至る恐れもある。

また米国疾病予防管理センターによると、カフェインを多く含む飲料と酒の同時摂取では健康に悪影響があるとの指摘も。

近年は眠気覚ましや疲労回復のため、若者を中心にカフェイン錠やエナジードリンクが広まっている。

国は市民向けの勉強会を開くなどして、過剰摂取への注意を呼び掛けている。

この記事に対する利用者さんの意見・感想

  • 組み合わせ、成分に気を付けてカフェインや薬を服用したい。
  • ドラッグストアなども、数量制限などの対策をとれるようにしてほしい。
  • エナジードリンクを飲んでいた時期があるので危機感を覚えた。
  • 若者がカフェインを飲まなければいけない現状が危険だと感じた。

摂取のし過ぎには気を付けていきたいですね!

就活SST

『す』『ず』で始まる好きな場所は?

高田馬場にある就労移行支援事業所、リスタートの月曜3コマ目はAグループの就活SST!
今日もいつも通り、アイスブレイクの「朝までそれ正解」で始まりました。

「すすき野」「寿司屋」「スカイツリー」「スプラッシュマウンテン」など様々なものが出てきましたが、
最終的に残ったのは・・・

Aグループ「スイーツバイキング」

食欲がそそられますね!

選択理論の実践

高田馬場にある就労移行支援事業所、リスタートでは、月曜日に就活SSTというプログラムをやっています。

今日も、例題を用いて、実際の社会生活の中で選択理論をどのように活かすことができるのか、考えてみましょう。

例題:上司が指示ばかりで自由がない。

状況
Eさんは大手食品メーカーに入社し、商品開発部で働いており、新商品の企画・開発を担当しています。

新商品の企画書づくり、試作品の製作、社内での味見やモニタリング、役員にプレゼンテーションとたくさんの行程を経て、採用されたものだけが製品として製造ラインにのります。

このところ、海外メーカーの進出などによる競争の激化で、とくに開発スピードが求められるようになりました。

売れ筋商品ができると、すぐに真似されてしまうため、次々と独自性のある商品を投入しなければなりません。

また、売れなかった商品がラインナップから消えるまでの時間も、以前と比べてだいぶ短くなりました。

そんな中、Eさんはとにかくたくさん試作品をつくり、モニターの反応を見てトライアンドエラーを繰り返す必要があると考えているのですが、上司は計画やコストを重視しているため、不満を持っています。

もしもあなたがEさんであれば、どのように考え、行動すれば、ストレスを軽減することができるでしょうか。

ポイントは以下の3点です。
①:Eさんの満たされていない欲求を把握すること。
②:満たされていない原因を知ること。
③:ストレスを軽減する考え方・行動

解説

Eさんの満たされていない欲求は、いくつかの可能性が考えられます。

まず、自分のやりたいように開発したい、という「自由の欲求」

売れる商品を作りたいのに作れない、競合の追い上げに焦りを感じる「力の欲求」

さらに、面白いアイデアがあるのに、コストなどの制約でそれが阻まれていれば「楽しみの欲求」もあるかもしれません。

次に、満たされていない原因ですが、どの欲求にしろ、それが満たされないのはコントロールできないことに焦点を向けているためと考えられます。

自由に開発したり、作りたい商品が作れないのは会社の方針が原因ですが、Eさんが会社の方針を直接変えることはできません。

欲求を満たすためには、「今発生している問題を解決する」か、「違う方法で欲求を満たす」という2つのアプローチが考えられます。

問題解決のために、競合の追い上げが激しい現状を説明し、開発スピードを高めたいという要望を出す、という行動を起こすことは可能です。

しかし、そうする場合も、方針が変わるかどうかはわからない、という前提でいる方が良いでしょう。

ワークショップ「連休中の活動計画」

高田馬場にある就労移行支援事業所のリスタートでは、月曜日の4コマ目にワークショップを行っています。

ワークショップでは、お題に対する柔軟な発想と、グループ分けされた際の「自分の意見を言う」ことと「他人の意見を聞く」スキルを磨く事を重点においています。

また、司会者は色々な意見を取りまとめるスキルを磨くことができ、発表者は取りまとめた意見を発表する事でプレゼン能力を鍛える事ができます。

今日のテーマは、「連休中の活動計画」です。

利用者さんの回答

Aグループ:リスタート大文化祭

A班はリスタートの大文化祭を企画。

絵や楽器など、一芸を持っている利用者さんが多いリスタート。

発表の場を設けることで、人前に立つ練習やコミュニケーションの練習になるのではと考えました。

初日はスケジュール・役割分担などを決める日と設定。

各日に、絵のライブペインティング、演奏会などを企画していきます。

イベントがない日は、テーマトークのブース、TVゲームのブースなどを設けてコミュニケーションの練習をしていきます。

準備や練習が必要ですが、こちらも段取りの練習になるでしょう。

Bグループ:日替わり企画

プランAとして、映画鑑賞会。昼食はたこ焼き・焼きそばなど、準備が簡単で手軽に食べれるもの。

プランBとして、たまには外出・散歩を企画。季節感が感じられてよいですが、お弁当の準備が必要となりそうです。

プランCとして、クイズ大会を企画。イントロクイズ、○×クイズ、イラスト当てゲームなど。親睦を深められるイベントになりそうです。

プランDとして、楽器のライブなど、利用者さんの得意なことを披露するイベントを企画。利用者さんの普段と違う一面が見られるイベントですね。

スタッフからのコメント

長い連休が続きますが、リスタートの祝日イベントも続きます!

全て採用されるとは限りませんが、利用者さんの意見で普段とは違うイベントになるかもしれませんね!

 

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