就活SST「職場での問題に対処する」/ワークショップ「宇宙人は存在するのか」

新聞読解「外食不振 気を吐くカフェ」

以下、記事の要約です。

飲食店での消費が低迷するなか、カフェチェーンが健闘している。
利用客1人が飲食店で支払う単価は1998年を100としたとき、2018年は全体が96.5とデフレの状況から抜け出せていない。
だがカフェは125.8まで上昇した。90年代後半に米スターバックスなどが上陸し、テークアウトなど新しいトレンドを生んだほか、
居心地の良さを重視した店舗づくりが国内勢に波及。食事メニューなどの充実により、客単価の引き上げに成功している。

この記事に対する利用者さんの意見・感想

  • 無理な値下げは業界的にも良くないと思った。
  • カフェが1番なのが驚きであった。
  • 増税によってメニューの価格が上昇しており、外食産業もそこで苦労しているということが見受けられた。
  • カフェは食事だけでなく、ライフスタイルやファッションも提供している。

今では街中でも多く種類のカフェを見かけるようになりました。
他に比べて工夫している点は、勉強になりますね!

就活SST

『か』『が』で始まるテンションが上がるもの・ことは?

高田馬場にある就労移行支援事業所、リスタートの月曜3コマ目はAグループの就活SST!
今日もいつも通り、アイスブレイクの「朝までそれ正解」で始まりました。

Aグループ「外食」/「可愛いもの」/「カステラ」

今回、Aグループで出た回答はこれらのものが出ました。
一番多かった「外食」は、確かにテンションが上がりますね!

職場での問題に対処する

高田馬場にある就労移行支援事業所、リスタートでは、月曜日に就活SSTというプログラムをやっています。

ビジネスの様々な場面について、対処の仕方を考えていきます。

シーン①

状況
顧客サービス室のあなたは、先月異動してきた後輩のAさんから「顧客からの苦情処理は思った以上に神経が疲れる。
仕事のイライラを解消して気分転換をする方法はないか」と尋ねられた。
このようなことについて、一般的にはどのような解消法があるか。
四つ答えよ。

解説
Aはイライラが溜まっているので、「仕事を忘れて、気分転換をする」ということが解消法になります。

ポイントとしては、「自分に合った」解消法をするということです。

ストレス解消法には、大きく2つあります。
①身体を休める(睡眠、ぬるま湯など)
②楽しむ(友人とおしゃべりをする、音楽を聴く、運動など)

その時の状況や自分の性格に応じて、解消法を選べると良いです。

例えば、疲れきっている時に無理に運動したりカラオケに行っても疲れはとれませんよね。

疲れている時は、家でゆっくりするなどの方が効果的です。

シーン②

状況
人事課のあなたは後輩のBさんから
「営業がやりたくて入社したのに人事課に配属された。営業は頑張れば成果が数字に表れるが、人事の仕事はそうではないのでやりがいがない。何とかならないか」と言われた。
このような場合、Bさんにどのようなことを言えば良いか。
三つ答えよ。

解説
まず原則として、会社の配属は人事が決めるものということをおさえることが大事です。

と言うのも会社は組織として事業を進める場所なので、本人の適性や業務上の都合を考えて、配置をしているからです。

アドバイスとしては、そういったことに触れたもの。

また、人事部の仕事も営業に役立てることができるといったことが正しいものになります。

人事部は、採用や労務管理・モチベーション管理など、「人」についての業務になりますよね。

そういった業務は、必ず将来営業や他の業務にも役立つはずです。

シーン③

状況
営業所に転勤してきたあなたのために歓迎会が行われることになった。
このような場合、あなたが席上心掛けないといけないことは何か。
三つ答えよ。

解説
歓迎会では、あなたの立場は「主役」であり、「新参者」であります。

この立場を踏まえたものが心掛けないといけないことに当たります。

「主役」としては、歓迎会を開催してくれたことに礼を述べる・上座を用意されたら遠慮なく座るなどです。

また、「新参者」としては、飲食が始まって落ち着いてから「お世話になります」などと言って上位者から席を回ってお酒をつぎに回るなどです。

会社では、状況に応じて、今どのような立場かを考えることが大切になってきます!

ワークショップ「宇宙人は存在するのか」


高田馬場にある就労移行支援事業所のリスタートでは、月曜日の4コマ目にワークショップを行っています。

ワークショップでは、お題に対する柔軟な発想と、グループ分けされた際の「自分の意見を言う」ことと「他人の意見を聞く」スキルを磨く事を重点においています。

また、司会者は色々な意見を取りまとめるスキルを磨くことができ、発表者は取りまとめた意見を発表する事でプレゼン能力を鍛える事ができます。

今日のテーマは、「宇宙人は存在するのか」です。

利用者さんの回答

Aグループ:宇宙人はいるのではないか?

現に水がある惑星が発見されているため、生命がある可能性が高いという結論に。

一方で、宇宙人を実際に見たことがある人がいないため、「いる」という明確な根拠はありません。

このため、宇宙人は「いる」とは断言せず、「いるのではないだろうか」と考えました。

Bグループ:宇宙人は存在する

B班は、宇宙人は地球外生命体であると固定せず、存在するかしないかを考えました。

そのうえで、宇宙人といえば、我々も宇宙人になります。

また、地球も宇宙の惑星のひとつで、他の惑星からみれば我々も宇宙人です。

このため、B班は宇宙人は存在する、という結論になりました。

スタッフからのコメント

今回から、発表時間を前倒しにして、総評・振り返りの時間を設けました。

反対意見が出るテーマの場合は、自分と対する意見への反証を予め考えておくことで、より密度の高いディベートになります。

また、「~という意見はいいですね」など、他人の意見を踏まえて発言することも、議論を円滑にすすめるためのワンポイントです。

次回は少し意識してトライしてみたいですね!

 

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