就活SST「誤解なく伝えるための工夫」
新聞読解「個性派店が下町に活気」
以下、記事の要約です。
東京都台東区に「東京のブルックリン」と呼ばれる街がある。隅田川沿いの蔵前だ。
浅草エリアの一角で、工芸品などのものづくりの町工場や問屋が集積する。
その工場や倉庫を生かし、個性的な飲食店や小売店が相次いで店を開いている。
その状況がニューヨークのおしゃれな地区に似ていることから、こうした名前が付いた。
この記事に対する利用者さんの意見・感想
- 面白そうなので行ってみたいと思った。
- 新しい挑戦だと思う。
- ネットとの差別化でうまくいったのでは。
- 下町の町おこしには良いと思う。
下町の雰囲気や文化を用いたアイディアで、お店に行ってみたくなりますね!
就活SST
『は』『ば』『ぱ』で始まる子供が大好きなものは?
高田馬場にある就労移行支援事業所、リスタートでは、水曜日に就活SSTをやっています!
今日もいつも通り、アイスブレイクの「朝までそれ正解」で始まりました。
「鳩」「バス」「ハンバーグ」「バーバパパ」など様々なものが出てきましたが、
最終的に残ったのは・・・
Bグループ「バナナ」
Cグループ「バルーンアート」
Bグループは「バナナ」です。確かに、皮をむいて一本そのまま食べるのが、なんだかすごく楽しみだったように思います。
Cグループは「バルーンアート」!風船が割れることなく形を変えるのが不思議で、子供の頃の憧れでしたね。
誤解なく伝えるための工夫
前回のSSTで、人に何かを伝えるためには、「何を分かってほしいのか」を明確にするのが重要である、という話をしました。
今回は、誤解を防ぎ、伝えたいことがしっかり伝わるようにするための工夫として、どんなことができるかについて考えてみました。
利用者さんに意見を募ったところ、以下のような意見が出ました。
- 否定をせず受け止めて提案する
- 具体的な表現を使う
- 理由をつけて伝える
- 嫌なことは嫌と伝えるのではなくどうしてほしいかリクエストする
- 言いにくくてもシンプルに伝える
- してはダメではなくすると良いと伝える
- 相談や報告の際は何の話かを最初に伝える
- 価値観が異なるときは、どちらが正しいかケリをつけようとしない
- 自分の意見は「主観ですが」などと付け加える
- 注意したい時は責めるのではなく事実を伝える
コミュニケーションとは、複数の人が、お互いに情報を発信し、受け取る行為です。
この時、その情報の意味合いを解釈するのは、常に「受け取る」側の人間です。
そのために、伝えたと思っていた内容が伝わっていなかったり、まるで違う内容が伝わっていたりといった誤解が生まれるのです。
これを防ぐためには、誤解なく情報を伝えるための工夫が必要になります。
人によって価値観が違い、同じ言葉を聞いても人によって解釈が違うということを念頭に置いて、相手がどんな解釈をする可能性があるか、想像してみてください。
そうすれば、自ずと誤解なく伝えるための話し方が見えてくるのではないかと思います。