リス太のコミュニケーション講座~辛さ緩衝!悲しみを受容するプロセスを理解しよう~

会社でね、大事な物をなくしてしまった人がいたんだけど、なんだか悲嘆に暮れていて見てられなかったよ
どうにかしてあげたいって思ってしまうよね…
今後どうなっちゃうんだろうって心配になるよ…
悲しい気持ちには辿るプロセスがあるって知っている?
えっ、そうなの?

 

辛さ緩衝!悲しみを受容するプロセスを理解しよう

悲しみを受容するプロセスとは?

何か悲しいことが起こってから辿ると言われているプロセスをまとめてみたよ。

【悲しみを受容するプロセス】

1 否認:失ったことを受入れられていない段階
「そんなはずはない!」
2 喪失の認識と怒り:無くしたことを認めざるをえなくなり、怒りが湧く
「なぜ自分がこんな目に遭わなければいけないんだ!」
3 取引:失ったものを取り返すために取引をする
「そこをなんとか・・・!」
4 深い悲しみと引きこもり:がんばっても戻ってこない、失ったことと向き合う
「もう、どうにもできないんだ・・・」
5 受容:失ったことを受入れられるようになる
「悲しいけど、次に進もう」
こうやって見ると、心当たりがあるような…

どんなことにもあてはまる?

このプロセスって、どんな悲しい気持ちにもあてはまるの?
うん。でも、物事によってプロセスの中で程度の差やかかる時間は異なるよ。
そうなんだ。まぁ、悲しい気持ちって計れないからなぁ…
あ、注意してほしいこととしては、例えば大切な人を亡くしてしまった時など、悲しさが大きい時は専門的なサポートを受けるべき時もあるよ。悲しみのプロセスを理解すると同時に、周りの人に共有して、どうしていくのが良いか相談していこう。

まとめ:プロセスの理解は、前に進むための希望

悲しさに直面した時、自分が今どこにいるかを把握するのは難しいかもしれないけども、プロセスを辿って、受容に向かっているんだと思えるだけでも少し気持ちが楽になるかも知れない
頭では前に進まなきゃと思っても難しい時もあって、その時は「まだ受容の段階には辿り着いていないんだなぁ」と思うこともできるよね
明けない夜はないってやつだね。希望が持てるなぁ・・・

restart_banner
https://re-start.tokyo/wp-admin/media-upload.php?post_id=34288&type=image&TB_iframe=1