トラブル予防に! 仕事の進み具合がおかしい、と思ったら

リス太くん、聞いて~。
このあいだ、職場でトラブルがあってさ~。
うん、どうしたの?
今やっている仕事で、お客さんも僕らも、どうしたらいいかわからないことが出てきちゃってね。
うんうん。
上司は「社内で頼りになる人はいないの?」って言うんだけど、いないから相談したんだよね。。。
あくまで「自分たちでなんとかしろ」ってことだったのかな。
そうかも。
でも、結局僕たちじゃわからなくて、トラブルになっちゃって。
そのことをあとで別の会社の人に聞いてみたら「なんでもっと早く相談しなかったの!?」って。。。
なるほどね~。。。
日本企業によくありがちな問題な気がするよ。
ちょっと分析してみようか!

自力でなんとかしようとするのはいい姿勢、でも行き過ぎは禁物

信頼が足かせになっていることも!?

  • このメンバーなら何とかしてくれる!
  • キミだったら問題を起こさず対処できるよね!
背景には、こんな過信があるのかも。
わ、わぁ。。。
重責。。。
信頼があるのはいいことだけど、トラブルが起きないなんてことはないよね。
この過信が原因で、さらにトラブルが起きやすくなることも。

外部のノウハウが入ってこない!

  • 任されたんだ、全部自分たちで何とかしないと。
  • 他の会社はどうしてるんだろう?でも関係ないか、僕たちの仕事は僕たちだけのルールがあるし。
過信が原因で、強すぎる自責を持たせてしまうことにもつながるよ。
信頼された、って思えるのは嬉しいことだけど。。。
そうだね。「全部自分たちだけで何とかしないと!」っていう思いが強すぎて、より効率的な方法が入ってくるのを阻んだり。。。
っていうと?
他の会社、他の部署ではもっと効率的なやり方をしているかもしれない。
でも「全部自分たちだけで」っていう姿勢だから、外から学びにくくなるんだ。
なるほどねぇ。
僕たちが抱えていたトラブル、もしかしたら他の人たちのやり方で解決できたかもしれないなぁ。。。
そう。
そんな知識やスキルの”輸入”も、「全部自力でやらないと」「僕たちのルールがあるし」という思いが強すぎて、できていないことも多いんだ。

そもそも「頼る」という発想がない!

  • 外部の意見なんて無駄
  • プロ? 自分たちの会社では自分たちがプロだよ
そんな理由から、外注する、研修を受ける、話を聞いてみる、ということをせずに、仕事全体が非効率的になってしまっていることも。
「僕たちのルールがあるし」って思いすぎると、「外部の意見なんて無駄」と思っちゃうんだよね。。。
そう。
研修を受けたり、より効率的な方法を探したり、と外部に頼ってみるという発想がそもそもないこともあるんだ。
うんうん。
外部のプロに聞いてみよう、という発想が出てこないと、しばらく足踏みが続いてしまうよね。。。

円滑な業務のために!

どうだったかな。
なんだかイメージがつきやすくて、意外と身近な問題な気がするよ。。。。
日本企業、大きな会社では、こんな問題を抱えていることも少なくないよ。
次回はどう改善していったらいいか、考えてみよう!

 

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