認知行動療法講座「適応的思考を作る練習」/ 就活対策 「PREP法/電話対応~取り次ぎ~」

新聞読解「『作為的』検索結果に不満」

以下、記事の要約です。

若者を中心にネット検索の世界で「百度(バイドゥ)・グーグル離れ」がじわり進んでいる。
中国と米国の二大企業が長く席巻してきた市場だが、検索結果の作為的な順位づけや広告の多さに嫌気が差す人が増えている。
そんなユーザーの不満をくみ取り、米中では新興企業が台頭する。音声検索の広がりを見せ、ネットでの情報収集方法は変わりつつある。

この記事に対する利用者さんの意見・感想

  • 先読みされるのは気分が良くないというのは共感できる。
  • 検索結果の順番が、最初に専門家の意見など正しい情報が出てくればいいなと思った。
  • ネット広告には警戒をする時がある。
  • 他の検索ツールが出てきたのは知らなかった。

広告は便利だなと感じるときもありますが、監視をされていると感じる時もあります。
使いやすさと人を不快にしないようなバランスが難しいところですね!

認知行動療法講座

就労移行支援事業所リスタートでは、「ものの受け取り方(認知)」を変えることで「感情」やそれによる影響を抑える「認知行動療法」についての講座を毎週やっています。

前回、7つのコラムについて説明をしました。

今回は、第6のコラムである「適応的思考」について、サンプルを用いて練習していきます。

例題:昼頃、友人にメールを送ったが、いつまで経っても返事が来ない。

5つのコラムまでの練習でも使ったサンプルですね。

上記の状況に対して
「私のメールが気に障ってしまったんだ」
「私は友人に嫌われている。どうして自分はいつも人とうまく付き合うことができないんだろう」
といった自動思考が浮かんできてしまっていました。

根拠はそれぞれ
「メールをしたのに返事が来ないこと」
「たまに話しかけても「うん」などと手短に返事をされることがあること」

反証はそれぞれ
「以前にも同じような内容のメールを送ったが、すぐに返ってきたこと」
「直接「嫌い」等と言われたことはなく、今度遊びに行こうと誘われていること」

でした。

適応的思考

さて、これらの根拠と反証を用いて適応的思考を作るとどうなるでしょうか。

適応的思考は、根拠と反証の両面を取り入れることによって作ることができます。
この例であれば、例えばこんな考え方になります。

「メールをしたのに返事が返ってきていないが、自分のメールが気に障ったからだという根拠はない。以前に同じような内容のメールを送った時にはすぐに返ってきていたし、忙しかったりしてまだ見ていないだけかもしれない」
「たまに話しかけても手短な返事しか返ってこないこともあり不安ではあるが、「嫌い」と直接言われたわけでもないのだから嫌われているかどうかはわからない。今度遊びに行く約束もしているし、人付き合いがうまくいっていないということもないだろう」

就活対策 実践編「PREP法/電話対応~取り次ぎ~」

リスタートの就活対策講座は、ビジネスマナーについてただ講義を聞く形式ではなく、実践をすることで訓練をしています!

今日のテーマは、「PREP法/電話対応~取り次ぎ~」についてです。

PREP法

リスタートでは、PREP法という方法を使ってプレゼンテーションをする練習を行っています。

今日は、「最近楽しみにしていること」というテーマでPREP法で発表をしてもらいました。

主張に根拠、例をつけることを意識して発言をすることを日々のことから意識していくと、面接などで不意に質問をされても根拠を挙げやすくなります。

相手を「説得する」、「納得してもらう」ということを意識して、今後も取り組んでいきましょう!

電話対応~取り次ぎ~

先週から引き続き、電話対応の取り次ぎ方の続きを行いました。

実際に会社から電話がかかってきた時の実践です。

架空の会社名や名前を使うことによって、メモの練習や聞き取れなかった時にどう対応するかなどを練習してみました。

まず、正確に聞き取れるようメモをするなども大事ですが聞き取れなかった時は、
「申し訳ありません。お電話が遠いようなので、再度会社名を伺っても宜しいですか」と聞き返して大丈夫です。

復唱して、確認するということをして、間違ってしまったら謝罪をして再度聞くということを習慣とすることが大事です。

電話対応の取り次ぎは、敬語の勉強や他のビジネスマナーを学ぶ上でもとても大切な業務なので、引き続き練習していきましょう!