リス美のお悩み相談室⑤　自分にピッタリな服の教科書

業界によって異なる「適した服装」

• 職場の人に合わせたいけど、職場の人の服の傾向が様々で、難しい。
• 自分と同世代の人が少なくて、職場での服の傾向がわからない。
• どういう服を選べばいいのか、参考になるものはない？

なぜ服選びがニガテなのか

ショッピングが得意だからこそ失敗する！？

「あのブランドのブラウスが流行のもの」

「このブランドのベルトは合わせやすそう」

などなど、ショッピングが得意な、女性に多い買い物の失敗です。

有名ブランド、ブティックの商品には、各ブランドのデザイナーのセンス、主張、つまり個性があります。

若い世代向けのジャケット、コンサバティブなインナー、カジュアルなスカート・・・

といったように1つのコーディネートに複数のブランドものが取り入れられていると、各アイテムの主張が異なっていて、ちぐはぐな印象になってしまいます。

ブランドものを取り入れるとしたら、1つのコーディネートに2つまで、と覚えておきましょう。

1点だけであれば主張は抑えられますが、2点目を取り入れるとしたら、カバン、靴、アクセサリーなどの小物で取り入れるようにしましょう。

たとえばジャケットがブランドのものの場合、インナーはファストファッションの上品なもの。

ブランドのスカートに合わせるのは、ジャケットとインナーは主張を抑えたもの。

といったように、バランスをとるようにしましょう。

また、どのコーディネートにおいても、傾向や色味はそろえるようにしましょう。

ブランドを学ぶ

試着してみて判断する

ブランドを取り入れるにあたって、まず自分に似合うブランドは何かを掴んでおくとよいでしょう。

百貨店へ行き、スーツやジャケットを見てみましょう。

気に入ったものがあれば試着をしてみます。

自分の雰囲気や、求めている傾向と合うか、試着して確かめてみます。

こうして、自分に合うブランドを数種類、見つけておくとよいでしょう。

自分にあった服選びとは

実はテレビが役に立つ

ずばり、ニュースキャスターの服を参考にするとよいでしょう。

しかし、時間帯、放送局、そして番組のターゲットにより、キャスターの服装が異なります。

7時台、8時台のニュースでは、オフィスファッションの手本となるアナウンサーが多いでしょうでしょう。

9時以降の番組は、ターゲットもあり、よりカジュアル寄りになっています。

このように、朝のニュースだけでも、放送局や時間帯によってターゲットが異なります。

また、夜間のビジネス系ニュースでは、より堅い印象の服装になっています。

バラエティでもアナウンサーが出演している場合がありますが、このときはカジュアルであることがほとんどです。

自分の所属する業界・職種に向けたニュース番組をよく観察して、その番組のアナウンサーの服を参考にしてみる、というのもよい手です。