「上司が全て指示してくれる」「失敗は上司のせい」は危ない!
うまくいかないのは誰のせい?
仕事、うまくいってる?
それが、教えてもらった通りにやっているのにうまくやれなくて。上司にイライラしちゃうんだ。
- 言われた通りにやったのに怒られた!
- 上司の言う通りにしていればいいんじゃないの?
- 上司は仕事ができる人だから、黙って従っていればいいんじゃないの?
指示をくれる上司と働いていると、こういった考え方になりがち。でもこれ、実はキケンなんだ!
上司が仕事ができる
上司は、「資料を作って」「あれをやっておいて」などと指示を出すことが多いもの。
若手の教育、失敗へのアドバイスも上司だからこそできるものですね。
「この作業は、こうやってね」と教わって、その通りやると実際うまくいくことが多いのです。
しかし、何でも知っている頼れる上司がいると、上司に頼りっきりになってしまいがちになることも多いものです。
「何でも教えてくれるから、上司から教えてもらおう」など、自分で考えることをやめてしまいがち、ということも。
この状態の人は、自主的に仕事をしている、責任感のある人、とは言えませんね。
他責的になってしまう
資料、一部足りていないんだけど?
足りない部分を補足して、と指示を受けていないから、やりませんでした。
上司の指示やアドバイスには従うものですね。
言われた通りにやればうまくいく、という経験ももちろんあるでしょう。
しかし言われたことしかやらない、自分で考えない、という状態では、「教え方が悪いんだ」と他責的になってしまいます。
自分で試行錯誤してみることも大切なのです。
他責的なチームではうまくいかない
- 指示がなかったから、やらなくてもいいよね。
- 指示通りやれば、結果うまくいかなくてもOK。
こういった考え方のチームではうまくいきません。
- 指示はされていないけど、足りないと困るだろうな。
- 指示通りやったけど失敗しそうだ、相談をしてみようかな。
- 成功させるために、上司からの指示の他に必要なことは?
- 指示の目的を達成するために、足りていない部分はどうしたらいい?
このように主体的・自主的に考えるようになれば、必然的に、報連相やコミュニケーションのレベルもあがってきます。
さらに、上下問わず信頼を得ることができるでしょう。
自分はそこまでの立場じゃないから
新入社員だからそこまで考えなくていいよね?
もし気になる点があるのであれば、新入社員であっても考えるようにしましょう。
指示通りやっていたほうがラクだから
何か言うと怒られそうだし、指示以外のことはやらない方がいいんじゃない?
こういった考え方が、他責的になってしまう原因です。
プラスアルファで何かが必要そうだと思ったら相談してみるのがよいでしょう。
主体性と責任感
上司の教え方が悪いんだ、って思ってたけど、「指示通りでいいや」って思っちゃってたかも・・・
指示通りにやるだけじゃなくて、うまくいかなかったら原因や方法を自分で考えて伝える、というのも仕事のうちだよ!