「できません」「無理です」と言わない! 上手な「いいえ」の伝え方で印象アップ
目次
「いいえ」を上手に伝えると、「いいえ」なのに好印象に!
- 頼まれたら断れない
- 「できません」「難しいです」は怒られそうで言えない
- 上手な断り方が知りたい!
「いいえ」はそもそも不満になる
仕事を頼まれたとき、お客様からの依頼、クレームの対応・・・
すべてに対応できればよいのですが、時間や人手の問題などで、対応しきれず断る、という場面はありますね。
「できません」「無理です」
「難しいです」「対応できかねます」
こういった”NO”の言葉は、相手にとっては不快につながるもの。
しかし、断らなくてはいけない場面も必ずあります。
上手に断るには、どうしたらよいのでしょうか?
NOをスマートに伝える! 不快にならないNO論
① 予感させる!
ノーであることが不満につながるなら、ノーではないと感じさせることができればよいでしょう。
例えば、「明日ならできそう」「予算があればできそう」「○○さんならできそう」など。
時間、人、予算など、条件が違えばできる、ということを伝えると、ノーであるとは感じにくくなりますね。
② 「できない」と察してもらう!
「できません」と単刀直入に伝えると、怒りにつながります。
しかし「ノーなのかな?」と予測できれば、突然の不満の爆発を防ぐことができるでしょう。
例えば、「弊社としても手を尽くしたのですが」「お急ぎというのは重々承知でございますが」など。
こういったクッション言葉があれば、親身になってくれているんだと伝えることもできます。
③ やっぱりこれが重要!
クッション言葉、断り言葉、プラス理由ですね。
「○○がありますので」「じっくり取り組みたいので」という根拠があれば、納得しやすいものです。
理由を伝えてから断り言葉を述べたほうが、印象はよいでしょう。
④ 言い方ひとつで変わる!
もちろんクッション言葉のあとですが、ノーははっきり伝えなくてはいけないこともあります。
しかし「できません」「無理です」などの言葉はトゲがありますね。
断る時は「お役に立つことができません」「難しいです」「間に合いません」「他のお客様にもご容赦いただいております」などのフレーズです。
⑤ 最後のお詫び
最後に、希望に添えず申し訳ない、という気持ちを伝えるのが鉄則です。
「ご希望に添えず、申し訳ございません」「○○までにご連絡いただければ可能でございます」
次回また依頼しよう、と思っていただけるような対応になりますね。