言いにくいことほど早く伝えるべき! 悪い情報の上手な伝え方
言いにくい、伝えにくいことほど急いで伝えなきゃ! なぜ!?
~~~数日後~~~
- ミスって言いにくい・・・どう切り出せばいい?
- 自分のミスじゃないけど、なんだか失敗しそう・・・こんなときも報告?
- 早く言うべきなのはわかるけど、伝え方で悩んで、結局遅くなる・・・
- ミスを伝えたら怒られそう・・・どうしたらいい?
どうして早くいわなきゃけないの?
「間違えてしまった」
「出張先でトラブルが起きた」
こういった情報は上司には伝えにくいもの。
しかし、伝えにくい情報ほど、早く知らせる必要があります。
何よりも早く解決するために、上司の指示が必要です。
また、上司もトラブル対応をしていると把握することで、他のメンバーとの業務の調整を行うことができます。
勝手に対応を初めてしまうと「もっと早く教えてくれれば、取引先にも連絡できたのに」などとさらにトラブルになってしまうことがありますね。
もし知らせるときに「こういった方法で対応しようと考えていますが、いかがでしょうか」と提案できれば、なおよいでしょう。
しかし、なによりも早く知らせて、早く解決することのほうが大切です。
提案ができなくても、「対応方法を考えてから連絡しよう」と考えず、とにかく早く知らせることを優先しましょう。
切り出し方と、上手な対応方法
謝罪など、報告の切り出し方は難しいものですね。ベストなのは、
「報告なのですが、ミスをしてしまいました」
「相談なのですが、トラブルがありまして」
と切り出します。
もし自分にミスがあるならば「こちらの不注意で」「大変申し訳ありませんが」と謝罪の言葉で、謝る意思をしましましょう。
その後、「こういったことが原因です」「こう対処しようと考えています」と説明できるとよいでしょう。
もし説明ができない場合も、知らせることを最優先にするよう徹底しましょう。
急ぎの場合は電話がよいのですが、話し中・会議中といったことも考えられます。
伝言をたのむ・留守電を残すなどの対応をしたうえで、メールをしておくとよいでしょう。
自分が電話が難しいのであればメールで先に知らせ、その後「先ほどメールしたのですが」と、可能になったらすぐ電話を入れましょう。
怒られにくい人になる!
ミスをしてもあまり怒られない人と、少しのミスなのに怒られている人がいます。
普段の仕事の態度、成果がいまいちであれば、少しのミスでも叱られてしまうでしょう。
逆に、普段から報連相をしっかり行い、仕事にも真面目に取り組んでいる人であれば、多少のミスでもそれほど叱られることはないでしょう。
「怒られたくないから」と報連相を怠っていたり、勝手に対応してしまったりすると、評価はよくはなりません。
コミュニケーション、仕事、報連相、すべて相手がいるもの。
上司や他のメンバーとの情報共有をしっかり行うようにするとよいでしょう。