報連相をしないと、こんなトラブルになる! コミュニケーションが苦手でも最低限覚えておきたいポイント
失敗例から学ぶ! 最低限のコミュニケーション
- コミュニケーションが苦手・・・
- 質問しにいくタイミングがわからない
新人によくある!? 失敗例
(でも、クレーム対応のやり方がわからない・・・)
K君はクレーム対応をしたことがなく、どのような手順で行えばいいのか、気を付ける点はあるのか、などがわかりません。
しかし考えても考えても、正解だと思う手段は見つかりませんでした。
困っているうちに終業時間が迫ってきました。
A社から催促の電話がくると思っていましたが、連絡はありません。
催促もなかったので安心して退社しましたが、翌日・・・
リス太君は、K君から何も相談を受けていないので、当然依頼が達成されたと思っていました。
A社の担当の人が「商品が足りなくて仕事ができない、責任をとってほしい!」って怒っているよ!?
どうして失敗したのか
相談をする、質問をする
困っているだけでは、誰も気づいてくれません。
手順や方法がわからなかったとき、上司や先輩に質問をするべきでした。
「まず自分で考えてみよう」という気持ちは大切です。
しかし未経験のことは、自分なりの考えすら浮かばず、一人で考えて時間が過ぎていくだけ。
「お忙しいところ恐縮ですが、クレーム対応の件でお伺いしたいことがあって」と切り出す必要があったのです。
どれだけ一人で考えていても、期限内に達成できなければ「何もしていなかった」と判断されてしまいます。
話しかけるのが苦手でも、トラブルが大きくなってしまう前に報連相を行わなくてはいけないのです。
期限があった
仕事には期限があるものです。
相談をせず、手を止めたまま期限を迎えてしまう・・・といったことではいけません。
期限まで何も連絡がないからといって、「解決したんだ」と勝手に解釈していたのもNGです。
期限、時間は必ず守るものです。
もし期限に間に合わない場合、遅れてしまうということを予め伝える必要があります。
期限ギリギリになって「間に合わなさそうです」したのでは遅いですね。
前もって遅れるという中間報告をしておくことで、相手は対策を考えることができます。
リス太君もK君の対応状況を確認でき、また連絡を受けたA社としても、「今日中は難しいのか」とA社内での対応を考えるでしょう。
「クレーム対応を行う」「期限内に行う」という2つのポイント。
つまづいた点があったなら、その時点で一言、相談や報告をしなくてはいけませんでした。
待っているだけではいけない
話しかけるのが苦手でも、説明が苦手でも、コミュニケーションが苦手でも・・・
報連相をためらってしまうのがトラブルの大きな原因。
やり方がわからない、困っている・悩んでいる。
とにかくすぐに伝えるということが大切です。
悩んでいても、黙っていては、誰かが助けてくれるというわけではないよ。
報連相をすることを意識していこうね。