Excelお役立ちワザ講座 ショートカット編④ ~行列の挿入・削除~

就労移行支援事業所 リスタート では、毎週木曜日にPC講座をやっています。

PC講座では、主にExcelとWordを対象に、事務職で作成する書類を練習で作ったり、関数を紹介したりといった内容を扱っています。

Excelお役立ちワザ講座では、PC講座の中では紹介しきれない、便利で役立つExcelのワザを紹介していこうと思います。

今回も、知っているだけで効率が上がる便利なワザを紹介していきますよ!

ワザ①:行・列の挿入/削除

今日最初のワザは、行や列の挿入と削除です。

早速ですが、12行目と13行目の間に列を挿入してみましょう。

13行目を選択して・・・。

「Ctrl」+「+」を押してみてください。

無事に行が挿入されました!

このように、選択した行の1つ上に行が挿入されます。

反対に、行を削除したいときは「Ctrl」+「-」を押してみてください。

行が削除されましたね。

列に対しても同じショートカットを使うことができます。

列を選択して・・・

「Ctrl」+「-」

列が削除されました。

今度は「Ctrl」+「+」で・・・

列を追加できましたね。

このように、列の場合には選択した行の1つ左に追加されます。

ワザ②:直前の操作の繰り返し

続いて、直前の操作を繰り返す方法をお伝えします。

例えば、こうやってセルに色を付けたあと・・・

別のセルの色も変更したいとします。

「Ctrl」+「C」などでセルの設定をコピーする、という手もあるのですが、ここではもっと簡単な方法があります。

「F4」キーを押してみましょう。

選択したセルの色が変わりました。

このように、「F4」には直前の操作(今回であれば塗りつぶし)を繰り返すという機能があります。

ワザ③:カーソルより後ろの文字だけ削除

このセルの文字列を、「コミュニケーション」から「コミュ」にしたいとします。

文字の削除は「Backspace」や「Delete」を使うのが一般的ですが、何度もキーを押すのは大変なこともありますよね。

そんなときは、消したい部分の前にカーソルを置いて・・・

「Ctrl」+「Delete」の出番です!

このショートカットによって、カーソルより後ろの文字のみを削除することができます。

今日のまとめ


「Ctrl」+「+」:行・列の挿入
「Ctrl」+「-」:行・列の削除
「F4」:直前の操作の繰り返し
「Ctrl」+「Delete」:カーソルより後ろの文字を削除