発動中の「東京アラート」とは? ~目安や今気を付けるべきこと~
昨日2020年6月2日に新型コロナウイルスの新規感染者が34人になったことをうけ、「東京アラート」が発令されました。
何のことかよくわからない人も多いのではないでしょうか。
今回は、「東京アラート」とは具体的にどのようなものなのかを紹介していきます。
1)東京アラートとは?
2)東京アラートと自粛再要請の基準
東京アラートとは?
東京アラートとは都のロードマップで定義しているものであり、感染者など一定の水準を超えた時に都民に「警戒を呼びかける」ものです。
感染拡大を防ぐために再度都民の皆さんに、気を付けて行動してくださいねと訴えかけるものとなります。
基準が設定されていて、感染者数などが一定の目安を超えた場合に発令されます。
また、それでも収まらず段々とひどくなった場合は休業・外出自粛の再要請が再び出されます。
これらの基準をしっかりと理解して、現状がどのような状況なのかを把握しておくことが大切です!
東京アラートと自粛再要請の基準
では、東京アラートと自粛の再要請の一定の目安とは、具体的にどのようなものなのでしょうか。
〇東京アラートの基準
下記が、東京アラート発令の基準となります。(東京都ロードマップより)
①新規陽性者数が1日あたり20人未満
②新規陽性者における接触歴等不明率(感染経路不明率)が50%未満
③週単位の陽性者増加比が1未満
※上記値は直近7日間の平均とする
東京都はいずれか1項目以上が基準を越え、「その他の指標も勘案して警戒すべき状況と判断される場合」にアラートが発令されるとしています。
6月3日現在は、この基準を上回るため東京アラート発令中です。
〇外出自粛・休業再要請の基準
アラート発令後も基準を下回らず、さらに状況が悪化すると今度は外出自粛・休業の再要請が出されます。
その基準は下記となります。
①新規陽性者数が1日あたり50人
②新規陽性者における接触歴等不明率が50%
③週単位の陽性者増加比が2
※上記値は直近7日間の平均とする
これらの基準を上回った場合は、「必要な外出自粛・休業を再要請し、感染拡大防止を徹底」します。
まとめ、皆さんに求められていること
東京アラートと外出自粛・休業再要請の基準を2段構えにして、外出自粛にならないように気を付けてほしいというものです。
東京発令が出た今、再び外出自粛・休業の再要請にならないよう再度徹底した感染症予防をする必要があります。
皆さんに求められていることとしては、改めて自分にできる感染症予防をしていきましょう。
手洗い・消毒・マスク着用など徹底できていますでしょうか。気が緩んで三密のリスクが高い場所に行ってはいないでしょうか。
これらのことに気を付けて、事態が悪化しないように協力して乗り切っていきましょう!
東京アラートや外出自粛の目安などは、下記の東京都の公式資料に詳しく記載がありますので参考にしてください。