不安から自分を解放してあげる処方箋 ~その46 迷った時のベストアンサー~

どうするのが正解か・・・何もしないのが正解かも!?

  • 人生の岐路。どちらを選んだらいい?
  • 結婚したいから婚活する。どんな相手を選ぶべき?
  • 就活で内定がある。でもこの会社で本当にいいの?
人生の分岐点、みんな迷うのも当然じゃない?
そうだね、これらは迷うことだと思うよ。答えはちゃんと、自分主体で見つけたいね。

自分にとって必要なものとは

就活、婚活。それは本当に必要なこと?

  • 進学は当たり前。だから進学先を選ぶ。
  • 卒業したら就職するのが当然。だが就職先を選ぶのに困る。
  • 結婚するのは当然。だから相手を探している。

これまで以上に、進学・就職・結婚などが「一般的」「当たり前」と、レールが敷かれています。

就職活動は全員するもの、結婚も全員するもの・・・

就活だけではなく婚活という言葉も一般的になってきました。

進学をして、就職をすることが人として一般的であり当然であるかのような世界。

そして結婚して家庭を持つことも「当たり前」のことだと捉えられ始めています。

進学・就職と同様、出遅れてしまうと取り返せないから、対策をする・・・

そんな焦りにとらわれていませんか?

就職も結婚も、相手の「審査」

企業にしろ個人にしろ、就活ではお互いに相手を見定めようとしています。

  • この会社は自分の理想と合っているだろうか。
    待遇・給料は高い? 休暇はどのくらい?
  • この人は、うちの会社に適正がある人だろうか。
    適正はあるか? キャリアは十分? スキルはどうだろう?

企業研究や説明会で会社のことを調べ、面接・面談などを通してお互いの理想と食い違っていないかすり合わせていきますね。

婚活も同様で、相手を「審査」「見定める」という作業をしています。

女性は年齢、男性は収入で、お互いに審査をしあっています。

若い女性であるほど、収入が高い男性ほど、申し込みが殺到するそうです。

条件・待遇がよい相手ほど申し込みが殺到する。

就活でも婚活でも納得できるものですが、そのものさしに「人間」を置いてまで、レールに乗らなくてはいけないと信じ込んでいます。

レールに乗るよう誘導されている!?

このように「就活」「婚活」が当たり前になっているように、私たちは「当然のこと」として、就職・結婚を「しなくてはならない」と考えるよう、誘導されている気はしませんか?

そのレールから外れてしまうと、後戻りできない、取り返せない・・・

そう思い込んでいるから、「就職しなきゃ」「結婚しなきゃ」と、就職先や相手を探します。

このタイミングで就職、このタイミングで結婚、と人生は生産ライン上を進むものではないはず。

就職も結婚も、したいからする、したくなければ後回しでもいいししなくてもいいはずです。

しかし、進学・就職とレールを歩いてきたから、結婚して家庭を持つ、出産する、といったこともレール上のパーツのひとつになりつつあります。

もちろんどれも人生に大きな影響を与えるものです。

悩んだり迷ったりするのは仕方のないことですが、「これで合っているのか」と考えるのは、あくまでレール上での「思考」でしかないのです。

本当は「自分がそうしたいから、する」ものであるのに、必須のことのように求められるから、「今でいいのか」「これでいいのか」と考えざるを得ないのです。

本当に必要なのは、答えではない!?

就職にしても結婚にしても、「この相手(企業)でいいのか」「後悔しないだろうか」と迷う。

これではまるで、「答えを教えてほしい」状態。

自分の就職や結婚に、相手から答えを教えてもらおうとする・・・

「自分がしたいから」していれば、そのような迷いは発生しないはずです。

本当に必要なのは、「自分がしたい」と思えるかどうか、「したくないのに、しようとしている」ということに気づけるかどうか、ということかもしれません。

 

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