繊細で真面目な人のメンタルケア講座 ~相手の気持ちを読み解く~

心が読めればトラブルは起きない!?

  • 相手の顔色が気になる。
  • 嫌われてしまうんじゃないかと思って、言えない・・・
  • 相手の本音が知りたい。
  • 他人の心がわかれば、困らないのに!

こんな風に思ったことはありませんか?

相手の気持ちがわかれば、コミュニケーションで苦労することはないのに・・・

そんな人のための、コミュニケーションのテクニックを紹介します!

相手の気持ちを読み解く方法

社交辞令を想像してみよう

初対面で、「この人、苦手だ」 と感じた場面を想像してみてください。

誰にでもこんな経験はあると思います。

あなたは、内心では苦手だと思いつつも、

「これからよろしくね、一緒に頑張れるのが楽しみだよ」と話しかけたとします。

しかし実際は、相手にはその内心が伝わってしまっています。

内心が伝わる、とはどういうことか

内心では苦手だ、話したくない、と思っている。

でも言葉では、これからよろしく、頑張ろう、と声をかける。

内心と言葉が、一致していませんね。

こういった状況では、相手は自然と内心を見抜いてしまいます。

言語情報である「これからよろしく、頑張ろう」というものは、伝わる情報のうち7%程度にしかなりません。

非言語情報である雰囲気、態度、視線、言葉の抑揚、声の大きさなどが相手に与えるのが、印象全体のうち9割。

内心は自然と相手と伝わってしまうのです。

逆にいえば、言葉は表面上のものでしかありませんが、非言語情報を読み取れるようになれば相手の本音が読み解けるのです。

非言語メッセージを読み取る

リスタートで学習されている方は、就活対策などで「メラビアンの法則」についてご存知ですね。

言葉の意味内容は、コミュニケーション全体の情報量の7%程度にとどまります。

一方それ以外の態度、口調、身だしなみ、といった聴覚・視覚からの情報は、コミュニケーション全体の情報量の9割以上にもなります。

これがメラビアンの法則です。

言語情報 言葉そのものの意味、文字的な意味 7%
聴覚情報 声の大きさ、調子、速さ、口調 38%
資格情報 身だしなみ、表情、視線、姿勢、しぐさ、ジェスチャー 55%

 

人は見た目が9割、とも言われる理由になっています。

就活では身だしなみ、話し方が大切であり、言葉の意味そのものよりも重視されるということです。

相手の話し方、視線は、あなたに好意的なものでしょうか。

言葉では好意的でも、視線を合わせない、声に抑揚がない、

といった場合は実際は好意的ではありません。

相手の非言語メッセージを、よく観察して真意を見抜きましょう。

ただし、人それぞれ差がある

とはいっても、全員が見たままの情報を発信しているわけではありません。

今度はこちらが食事に誘った場面を想定してみましょう。

OKの返事をもらえたけど、視線を合わせない、声に抑揚がないという非言語情報から「好意的ではない」と判断するのは早いでしょう。

仕事をしているとき、他人と会話をしているときに食事に誘えば、視線も抑揚も好意的ではないものになってしまいますが、

タイミングを改めれば心の底から「OK」かもしれません。

いわゆる読心術とは、こういった観察力のことをいうのです。

 

restart_banner